猫道楽

著者 :
  • 河出書房新社 (2002年6月1日発売)
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本棚登録 : 963
感想 : 139
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猫は猫でもアッチの猫。
主人公は話ごとに変わるけど、最終的に皆<猫飼亭>にたどり着くというお話。

<猫飼亭>の描写がとても綺麗で実際に映像でも絵でもいいから見てみたい。
というか住みたい。住人はともかく内装はとても好みで憧れる。

主人公達は皆先代の子供で異母兄弟ということ?

裸婦モデル最初は日暮くんの母かと思ってたけど一郎の母って解釈でいいのかな。
4話目の話の写真に写ってた幼女は母なのか、母じゃなく寧だったってことなのかが分からない。
母だったら寧だけは先代の孫ということで、母は父を探してたというふうにも取れる。
けど今までの話の流れ的に幼女が寧なのだろうなと。

一郎と日暮くんもよく考えたら異母兄弟同士で・・・って思ったけど<猫飼亭>の兄弟のこと思ったら別になんともないことなのかとも思った。芳緑にあんなことさせてる時点で。笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年7月4日
読了日 : 2014年7月4日
本棚登録日 : 2014年6月3日

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