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右手に「論語」左手に「韓非子」―現代をバランスよく生き抜くための方法 (角川SSC新書)についてのchagmさんのレビュー


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生きている以上、日々成長し続けたい。 読書は、そんな私のエネルギー源であり、ほっと一息つけるオアシスでもあります。

レビュー by chagmさん

思想・哲学・考え方   読み終わった  読了日 : 2011年05月08日  4  登録日: 2011年09月13日

副題 現代をバランスよく生き抜くための方法

性善説を前提とする論語と、真逆の性悪説を前提とする韓非子。

そのどちらが正しいかではなく、淡々とそれぞれのコトバを紹介、解説していく本です。

あえて言うなら、その配合バランスは、読者に任せます、といったところ。

論語に関する書籍は、何冊か読んでいるし、自分の目指している方向性に近いものがあるので、すんなり入ってきます。

生き方として、マネジメントの在り方として、かく在りたいと思う。

しかし、韓非子は、いちいち引っ掛かりますw。

守屋氏の解説がなければ、到底受け入れられない説が多い。

いや、だから、むしろ一冊の中に、まとめて紹介する意味があったんだろうな、と思う。

論語はあまりにも理想論であり、現実はもっと厳しく、現実に対応するためには、韓非子的な性悪説を、自分の信念として持たない
までも、そういうものが存在すると言うことをせめて知っている必要はあるんだ、と。

例えば、マネジメントの基本を論語は、「仁」に置き、トップ自らが率先垂範し、部下を信頼し、ビジョンを共有することで人を従わせることが出来ると考える。

韓非子は、部下を信用してはならず、信賞必罰の権限をトップが握り、その厳密なる運用を以て、組織に常に緊張感を持たせることこそ、マネジメントであると論じる。

それぞれ理はあるわけです。

ワタシは、個人としての拠り所は論語に持ちたいし、マネジメントも基本的には論語なんだと思う。

ただ、ルールはしっかり決めて運用し、チームとしては、韓非子的なスタンス、ポジションの役割を担うマネージャーがいて、タガを弛めないようにする必要があるわけです。

そんな風に考え、役割を割り振れば、真逆の信念も見事に両立でき
そう。 レビュー登録日 : 2011年09月13日


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