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吉野弘詩集 (ハルキ文庫)

吉野 弘

/ 角川春樹事務所 / 1999年04月 発売



ただひとつの痛みのように切なく、僕の脳裡に灼きついたものがあった。
――ほっそりとした母の 胸の方まで 息苦しくふさいでいた白い僕の肉体――。

「I was born」「祝婚歌」「夕焼け」がすきです。


2011年04月18日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年04月18日) |

温室デイズ (角川文庫)

瀬尾 まいこ

/ 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2009年06月25日 発売



「平気なわけない。もう、学校なんか行くな」

さすが教師だけあって、登場人物の性格や考えなどはとてもリアルに描かれている。
誰もそこまで悪ではないくせに、残酷で、勝手で、矛盾している。
けれど、扱う話題が重すぎて、展開の綺麗さ・優しさが不自然に感じられてしまった。
瀬尾さんはどの作品も綺麗に終わるけど、それが不自然で無いのがよかったので少し残念。
しかし扱う話題が話題なだけに、このページ数では描写不足になってしまうのは仕方がないとも思う。
丁寧で優しい文章はかわらず読みやすく、すらすら読める。

しかし、中・高生時代は、本当にくだらないことで仲間はずれにしたり、悪口を言ったり言われたりしたなあ、と思いだした。


2011年04月18日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年04月18日) |

残像に口紅を (中公文庫)

筒井 康隆

/ 中央公論社 / 1995年04月 発売




2011年01月12日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年01月12日)

アーサー・ミラー〈1〉セールスマンの死 (ハヤカワ演劇文庫)

アーサー・ミラー 倉橋 健

/ 早川書房 / 2006年09月20日 発売




2010年12月15日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年12月15日) |

欲望という名の電車 (新潮文庫)

T.ウィリアムズ 小田島 雄志

/ 新潮社 / 1988年03月 発売




2010年11月27日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年11月27日) |

ガラスの動物園 (新潮文庫)

テネシー ウィリアムズ Tennessee Williams 小田島 雄志

/ 新潮社 / 1988年03月 発売



「そのろうそくを吹き消してくれ、ローラ――」

「ガラスの動物園」というタイトルからして秀逸だと思う。
このタイトルからして、どこか退廃的で儚げで、
そして美しい狂気を感じる。

つのがとれてしまったユニコーンは、
みんなと違う存在から普通の馬に戻れた、
というポジティブな暗示なのだろうと一瞬思うのだけど、
最後まで読んでみると、また違った暗示を思い起こさせる。
非常にネガティブな、破滅的な暗示を。

さすが、作者の自伝とも言うべき演劇であるだけあって、
母親のヒステリックとも言うべき性格、ローラの儚さ、
そして彼女らとトムと三人の織り成す家族関係の危うさが
非常にリアルに描かれていた。


2010年11月15日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年11月15日) |

テンペスト シェイクスピア全集 〔36〕 白水Uブックス

ウィリアム・シェイクスピア 小田島 雄志

/ 白水社 / 1983年01月 発売




2010年11月15日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年11月15日) |

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

湊 かなえ

/ 双葉社 / 2010年04月08日 発売



面白かったっていうのは少し後ろめたいので、
興味深かったと言うことにする。一気に読んでしまった。
ラストで崖から突き落とされた気分になった。思わずため息。

映画の感想。
告白の映画の批評を見てるとやたらと絶賛されてるのでなんだか疑問。たしかに面白かったけど忠実とは思わなかった。
少し蛇足が多かったように感じたし、(特にラストはしつこく感じた)
監督個人の熱意というか解釈が透けてみえて二次創作になってたかなあ、と。

小説読んだときには、あんなに学級崩壊してると思わなかったし、
先生は生徒からそれなりに好かれてる印象だった。
普通の学級があんなふうに狂うところが面白いところだと思ってたので残念。

まあ、これもひとつの解釈だろうと楽しむことは出来た。
各個人の演技力は素晴らしく、特に松たか子は本当に凄かった。
でも小説を先に読んだ人のほうが、ラストの絶望感は味わえたと思うなあ。


2010年06月23日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年06月23日) |

それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

吉田 篤弘

/ 中央公論新社 / 2009年09月 発売



タイトルが秀逸。これは手にとってみたくなる。
すらすら読めて、お腹が減る。

展開に驚きもなく、オチも緩やかで物足りない気持ちになる。
小説らしからぬ、なんでもない、ありふれた日常を切り取ったような物語。
もしかすると、作者はそれを狙っていたのかもしれない。


2010年04月30日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年04月30日) |

終末のフール (集英社文庫)

伊坂 幸太郎

/ 集英社 / 2009年06月26日 発売




2010年04月18日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年04月18日) |

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

森見 登美彦

/ 角川グループパブリッシング / 2008年12月25日 発売



周りの評判がとても良かったので、期待し過ぎたような気が。
たしかに言葉や言い回しは十分すぎるくらい面白いんだけど、
話の内容がそれについていかなかったかな、という印象。


2009年08月15日 | コメント(0) | 読み終わった (2009年08月15日) |

魔王 (講談社文庫)

伊坂 幸太郎

/ 講談社 / 2008年09月12日 発売



伊坂はこんなものも書けるのか、と思わずため息をついてしまった。
心が揺さぶられる。


2010年01月10日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年01月10日) |

ハリー・ポッターシリーズ全巻セット

J. K. ローリング

/ 静山社 / 2008年07月23日 発売



最初の方は文句なしに面白かった。
一巻のわくわく感はファンタジーならでは。
個人的に、後半にいくにつれて面白さが失速していった気がする。
アズカバンが面白さのピークだったかな…。

設定の綿密さなどは素晴らしい。
本当にこんな世界があるのではと思わせてくれる。


2009年07月24日 | コメント(0) | 読み終わった (2009年07月24日) |

死神の精度 (文春文庫)

伊坂 幸太郎

/ 文藝春秋 / 2008年02月08日 発売



確かに面白い。面白いんだけど、目新しさがない。
伊坂作品のひとつ、という枠組みにきっちりはめ込まれて出てこれなかった。


2010年05月18日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年05月18日) |

明日の記憶 (光文社文庫)

荻原 浩

/ 光文社 / 2007年11月08日 発売



アルツハイマーと失明だけは本当に怖いのでどうにかしてくれないものかね…。
ものすごくリアルな切なさ。どうしようもないね。


2009年07月24日 | コメント(0) | 読み終わった (2009年07月24日) |


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