ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書 2410)

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  • 中央公論新社 (2016年12月19日発売)
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今まさに知りたいことが簡潔にまとめてある。情報量も圧倒されるほどではないけれど、知識の幅が着実に広がる。久々に新書の力を感じる、分かりやすくて良い一冊だった。

世界中でポピュリズム大旋風が巻き起こっている中、いわゆる「エリート」層がどう考えていくのかが非常に重要だと改めて思う。我々には我々の世界しか見えていない。彼らの視野と「取り残された者」たちのそれは交錯することはあるのだろうか。政治を語る上で不可欠な知識を得るとともに、これからの社会を担うために必要な姿勢とは何か、考えさせられた。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: その他社会科学
感想投稿日 : 2017年3月27日
本棚登録日 : 2017年3月27日

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