2006年5月〜
ちゃこさん
森見 登美彦 くまおり 純
角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年05月29日)
読み終わった
こんな生意気な小学生、いたらやだな。でも、いるかも・・・と思ってしまった。生意気だけど、やっぱり子供らしさもあっていい。
東野 圭吾
光文社 (2010年01月20日)
面白かった。カッコウの卵って、才能のことだったんだ。
衛 慧 衛 慧
文藝春秋 (2001年03月)
これが中国の本?と思うくらい“現代”の話。 中国という国のエネルギーか、若者のエネルギーか。 自立した女性の強さと脆さがよく描かれていた。
中野 京子
文藝春秋 (2011年03月09日)
絵自体の解説も分かりやすいし、神話などの話も面白いし、最後に画家自身の解説もしてくれるし、すごく良かった。
T.ウィリアムズ 小田島 雄志
新潮社 (1988年03月)
映画は見たことがないけれど、場面をすごく想像しやすいと思った。 どぎつい原色の野性的な男性陣と上品を装ったブランチとのやりとりも、ブランチの化けの皮が剥がれていく様子も、テンポ良く進んでいて面白かった。 最後は予想外の展開で驚きました。
石田 衣良
角川書店 (2004年07月27日)
すごくピュアで泣ける話。 少年達の感覚を上手に書けていると思う。
村上 春樹 カット・メンシック
新潮社 (2010年11月30日)
眠れない主婦の話。イラストが素敵。 眠らないことは人生を拡大させているのだ、という考え方も、覚醒された暗闇、という感覚も、何だかすごく分かる。 最後に車が揺さぶられる場面は、自分の脳が本当に揺れているように感じた。
小倉 千加子
岩波書店 (2007年03月27日)
「私を責めるもう一人の私がいるんです」突然届いた、見知らぬ女子学生からの手紙。 現代らしい雰囲気がよかった。
高杉 良
新潮社 (2010年12月)
実際にあった話ということで、人物の設定も出来事もリアルで面白かった。 秘密がほぼ完全に守られたのがすごい。 後日譚も知りたいと思った。
橋本 治
新潮社 (2008年03月)
モディリアーニの絵がたくさん載っているので、それだけでも見ていて飽きません。 ジャンヌ・エビュテルヌは想像していたよりずっと美人で、意思が強そうでした。 絵と一緒にエピソードが載っているので楽しいです。
朝日出版社 (2007年07月18日)
絵そのものが怖いというより、その絵の背景を知ると怖く見えてくるというアイデアが面白いと思った。 解説やエピソードと一緒に絵を観るのが好きな人にお勧めです。
マーク トウェイン Mark Twain
角川書店 (2003年05月)
素直な気持ちで読める本。 挿絵も多くて、雰囲気も素敵で楽しめました。
プーシキン 神西 清
岩波書店 (2005年04月15日)
ロシアを舞台にした短編集。 特に賭け事や決闘のシーン、貴族と庶民の生活の様子が出てくる場面などは、時代背景や風俗を知っていればもっと楽しめただろうなと感じました。
橋本 和明
創元社 (2004年08月)
小説以外
堤 未果
岩波書店 (2010年01月21日)
岩波書店 (2008年01月22日)
遠藤 周作
新潮社 (1960年03月)
神を信じ抜く者、神を裏切る者、傍観者、十字架、醜さ、美しさ、、、 こんなに短い物語の中で描かれているものの深さに驚かされました。 場面設定も、人物の描き方も、時代や風景や背景も出来事も、 計算し尽くされていて見事! ストーリーとしても面白く、ぐん...
川上 弘美
文藝春秋 (1999年08月)
あり得ない設定が当たり前のように描かれていて、徐々に感覚が麻痺してくるよう。気付いたら絡め捕られている感じが不思議。 子の雰囲気、すごく好きです。 「藪で、蛇を踏んだ。「踏まれたので仕方ありません」と声がして、蛇は女になった。「あなたのお母さん...
古川 日出男
祥伝社 (2005年09月)
現代的で都会的な群像劇。 大勢の登場人物が交差する立体感がありました。 すごくスピード感があって良いのですが、 文章が細切れで読みにくいのと、余韻が感じられないのとで、 個人的にはあまり好みではありませんでした。
島村 洋子
中央公論新社 (2005年03月)
様々な男性たちの語る、阿部定の話。 衝撃的な事件そのものにはあまり触れず、その前後の出来事や定の生い立ちから晩年までを描いています。 個人的には、「怖い夢をみた」と言って、それが何かと聞かれると「好きでたまらない人ができる夢」と答える場面がすご...
司馬 遼太郎
文藝春秋 (2009年04月10日)
花にまつわる、少し不思議な物語集。 むせかえるほど匂い立つ花の生が、 妖しげだったり、生々しかったり、美しかったり、儚かったり。 生の人と花との絡まりが良いです。
講談社 (2008年03月05日)
思っていた通りサラッと読めて、思っていたより面白かった! 登場人物の設定もキャラも分かりやすいし、 舞台設定も早くて分かりやすいし、ストーリー自体のテンポも良いので、 ノーストレスのまま話がポンポン進んでいってくれました。 結末も予想外で、最後ま...
トニ モリスン Toni Morrison
早川書房 (2010年01月)
一見読みにくい、でも重ねて読むと深い味のある本。 奴隷として生まれた娘に対する母の愛がひとつのテーマだそう。 最後に近づくにつれて、人間模様がより鮮明になってきて、それぞれの感情が浮き彫りになっていく様子にすごく惹きこまれた。
樋口 直哉
講談社 (2006年03月)
アルマジロを預かった。 圏外になった自分の携帯に、電話が通じた。 …相手の女の子は誰? アルマジロのいる、ちょっと不思議な生活。 “アルマジロ”に着眼するところからして面白い。
文藝春秋 (2002年02月10日)
「突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮かんだデスマスク、幽体離脱した少年……警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科j教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学...
北原 白秋
童話屋 (2009年01月)
北原白秋の童謡を収めた本。 ああ、これも白秋だったんだ…と思うものがたくさんありました。 素朴でどこか懐かしい、優しい童謡でいっぱいでした。
宇野 千代
中央公論新社 (2004年09月)
「骨董は女と同じだ。抱いてみなければわからない―透徹した美意識に支えられた審美眼の主として、異彩を放ち続けた青山二郎。 その放蕩も含めて日常を見守った著者が、愛と尊敬と好奇心をもってささげるオマージュ。抑制されたやわらかな言の葉に、卓越したある時代...
宮本 輝
新潮社 (1994年12月)
「蛍川」は、黄土色に流れる安治河のほとりにあるうどん屋の少年・信雄と、廓舟に住む喜一、銀子姉弟の話。「生きる場所を求めて心ならずもそこに仮の暮らしを営むことを強いられた人びとの哀しみを宿している」という解説の言葉がぴったりでした。 「泥の河」は、...
文藝春秋 (2007年11月)
初めて読んだ石田衣良さんの本。読みやすいショートエッセイばかりで、彼の足跡や世界観が伝わってきます。膨大な量の本を浴びるように読んできた圧倒的な底力と、現代的な感覚を持った作家さんなんだなと思いました。 そして、読んでいて一番感じたのは、彼が作家...
ピーコ
幻冬舎 (2007年10月)
12か月に分類されたショートコラム集。2005年5月から2007年4月までの2年間、東京新聞サンデー版に掲載されていたものをまとめたものだそうです。 辛口コメントも多いけれど、最近の傾向をこき下ろすだけじゃなくて、自分はこう思う、こういうのが素敵、最近のもので...
柳 美里
文藝春秋 (1996年06月)
「フルハウス」「もやし」収録。 どちらも、登場人物の人間関係が面白い。「まとも」な人が一人も出てこないので、すごく違和感を感じる。そういう世界観なのだろうと思って読んだ方が良いかも。
山田 真哉 久織 ちまき
角川書店 (2004年10月25日)
すごく読み易い。でも、事件解決の糸口を掴むきっかけが唐突すぎて、読み手の側が想像したり推理したりできないのが残念。巻末に簡単な会計用語集の説明・解説があるのが意外と役立つ。
小和田 哲男
新人物往来社 (2010年11月09日)
浅井三姉妹と彼女達と縁の深い人物達について、史料に基づいて解説した本。小説ではないので、ストーリーや心理描写はありません。浅井三姉妹についてある程度知識のある人にとっては読みやすい本だと思います。(浅井三姉妹について予備知識のない人にとっては何の...
林 真理子
マガジンハウス (1999年06月)
軽いエッセイ集。オシャレな女性らしい感性がいいです。でも、自虐ネタが多すぎて、せっかくの『美女入門』なのに美女オーラが若干不足気味かも。読んでいるうちに、自分までデブになった気がしてきちゃいます。面白いけどね。
文藝春秋 (2006年03月)
軽いエッセイ集。我々庶民と感覚が近いなと感じる部分と、やっぱり著名人はすごいなと思う部分が入り混じった、独特の世界です。女性ならではの感性も好感が持てます。デブとかオバサンとかの自虐ネタが、時々鼻につきますが、ネタとして読める程度なので、これくら...
森見 登美彦
新潮社 (2006年10月28日)
「きつねのはなし」「果実の中の龍」「魔」「水神」収録。 少し不気味で妖しい雰囲気の物語たち。 京都が舞台で、登場人物が魅力的かつ身近に感じられるのは、森見登美彦さんらしいです。でも、不気味で不思議な場面の描き方は、やや単純で物足りなく感じました。...
小川 洋子 寺田 順三
中央公論新社 (2006年04月22日)
マッチ箱に書かれた挿話など、ところどころに小川洋子さんらしさが感じられました。 朋子とミーナに子供らしさの感じられる場面も多いけれど、子供の観察眼の鋭さの感じられる場面もあって、良かったです。
谷崎 潤一郎
新潮社 (1969年08月05日)
「刺青」「少年」「幇間」「ヒミツ」「異端者の悲しみ」「二人の稚児」「母を恋いうる記」収録。 「刺青」がとても有名で印象的だけれど、「少年」もそれ以上に凄くて、衝撃的でした。
太宰 治
新潮社 (2009年04月25日)
すごく読みやすい本。 太宰治の作品からの印象的なフレーズを抜粋し、解説されています。 太宰治の作品を割とたくさん読んだことのある人にとっては、「ああ、そうそう、そうだったよね」と、あれこれ思い出しながら楽しめる本だと思います。
井伏 鱒二
新潮社 (1970年06月29日)
「一瞬の閃光に街は焼けくずれ、放射能の雨のなかを人々はさまよい歩く。原爆の広島―罪なき市民が負わねばならなかった未曽有の惨事を直視し、一被爆者と“黒い雨”にうたれただけで原爆病に蝕まれてゆく姪との忍苦と不安の日常を、無言のいたわりで包みながら、悲劇の...
伊坂 幸太郎
角川書店 (2007年06月)
殺人や自殺や残酷なシーンが多いのには閉口したけれど、話の展開が読めない分面白かったです。 「押し屋」の正体もからくりも最後まで分からなくて楽しめました。
文藝春秋 (2005年06月28日)
ドラマは見ていませんが、クールでシュールでどこかユーモラスな死神が独創的でした。 それぞれの話はとりたててどうという訳ではなかったけれど、互いにリンクし合っていたのが面白かったです。
岩波書店 (1969年12月16日)
「山椒魚」「鯉」「屋根の上のサワン」「休憩時間」「夜ふけと梅の花」「丹下氏邸」「『槌ツァ』と『九郎ツァン』はけんかして私は用語について煩悶すること」「へんろう宿」「遙拝隊長」を収録。 どれもとても読みやすい短編です。 方言もそのまま書かれていて...
新潮社 (2007年10月)
「昭和30年代初頭、東京は上野駅前の団体旅館。子供のころから女中部屋で寝起きし、長じて番頭に納まった主人公が語る宿屋家業の舞台裏。業界の符牒に始まり、お国による客の性質の違い、呼込みの手練手管……。美人おかみの飲み屋に集まる番頭仲間の奇妙な生態や、修...
夏木 マリ
講談社 (2008年11月11日)
知り合いに勧められて読んでみました。 痛快!
小川 洋子
新潮社 (2009年02月)
「海」「風薫るウィーンの旅六日間」「バタフライ和文タイプ事務所」「銀色のかぎ針」「缶入りドロップ」「ひよこトラック」「ガイド」収録。 読みやすい短編集。 小川洋子さんのあの独特の不思議な世界は、やや控えめだったかな。 ふんわりとしたやさしさを感じ...
磯崎 憲一郎
新潮社 (2009年07月24日)
読みたい本 読み終わった
三浦 綾子
角川書店 (1982年03月)
「『私の心は凍えてしまいました。陽子にも、氷点があったのです』嫉妬と猜疑心、不信と歪んだ愛情が渦巻く家庭に育った少女・辻口陽子。そして、彼女の実の父親は養父母の幼い娘を殺害した犯人であった……無垢な魂が直面した戦慄すべき運命を描いて感動の嵐を巻き起...
「汝の敵を愛せよ」を実行するために、自分の娘を殺した犯人の娘を養女にして育てる…。考えただけで気分が悪くなるような状況だと思う。 そして、何も知らずに犯人の娘を我が子のように愛し育てさせられてきたことに気づいた妻の、その後の陽子に対する恨みと仕打ち...
新潮社 (1950年12月)
『親友交歓』『トカトントン』『父』『母』『ヴィヨンの妻』『おさん』『家庭の幸福』『桜桃』収録。 『親友交歓』は、好いところが一つもみじんもない「親友」が突然家へ酒を飲みに来る話。 『トカトントン』は、玉音放送の直後に「トカトントン」という幽かな...
岸田 栄
新風舎 (2006年07月)
「海の近くにある全寮制の高校に入学した少年。寮で知り合った風変わりな先輩・飯島との奇妙な友情。そして国語教師である“ゆかりさん”との微妙な恋が彼の意識を変えていく。」(裏表紙より) 残念ですが、私の好みではありませんでした。 主人公を取り巻く環境...
フランソワーズ サガン Francoise Sagan
新潮社 (2001年09月)
「時は1940年、フランス中部の農村。戦時下という極限状態の中で、普通なら決してありえない出会いがあった。パリを脱出してきた上流階級のスノッブな四人組の男女、彼らに宿を提供する羽目になった若い農夫とその母親、そして変わり者の青年。全く異なる階級同士の...
チェーホフ 神西 清
新潮社 (1967年08月)
「急変してゆく現実を理解せず華やかな昔の夢におぼれたため、先祖代々の土地を手放さざるを得なくなった、夕映えのごとく消えゆく貴族階級の哀愁を描いて、演劇における新生面の頂点を示す『桜の園』、単調な田舎の生活の中でモスクワに行くことを唯一の夢とする三...
新潮社 (2008年09月)
『薄明』『苦悩の年鑑』『十五年間』『たずねびと』『男女同権』『冬の花火』『春の枯葉』『メリイクリスマス』『フォスフォレッセンス』『朝』『饗応夫人』『美男子と煙草』『眉山』『女類』『渡り鳥』『グッド・バイ』収録。 第二次世界大戦中の被災・疎開から...
新潮社 (1973年10月)
『正義と微笑』『パンドラの匣』を収録。 「『健康道場』という風変りな結核療養所で、迫り来る死におびえながらも、病気と闘い明るくせいいっぱい生きる少年と、彼を囲む善意の人々との交歓を、書簡形式を用いて描いた表題作。 社会への門出に当って揺れ動く中...
幸田 文
新潮社 (1957年12月)
四十過ぎの未亡人梨花は、没落しかけの芸者置屋に女中として住み込みます。 しろうとから見る花柳界は、芸者達のふとした仕草や姿の美しさに目を奪われたり、芸者を取り巻く風習の合理的な部分と曖昧な部分が入り混じった様子や、出入りする女の表裏が見えたりして...
川端 康成
新潮社 (1967年11月)
『眠れる美女』『片腕』『散りぬるを』収録。 『眠れる美女』は、「波の音高い海辺の宿は、すでに男ではなくなった老人たちのための逸楽の館であった。真紅のビロードのカーテンをめぐらせた一室に、前後不覚に眠らされた裸形の若い女――その傍らで一夜を過す老人...
新潮社 (1951年08月)
『イタリアの歌』『花のワルツ』『日雀』『朝雲』を収録。 『イタリアの歌』は、実験中の出火で全身火だるまになり、病院へ運ばれたが怪鳥のような唸り声をあげ続けて死んでゆく戦争医学博士と、同じ火事で腕と脚を火傷した若い女助手の話。恋人が苦しみぬいて死...
角田 光代
新潮社 (2003年06月)
小学五年生のハルは、夏休みの初日にユウカイされた。犯人は、二ヶ月前からいなくなっていたお父さん。 貧乏なのに調子ばっかりよくて、行き当たりばったりでめちゃくちゃなお父さんとの逃亡生活。 ハルのシュールなつっこみが面白かった。 口から出るのはどうで...
井上 靖
新潮社 (1967年09月)
『姨捨』『胡桃林』『グウドル氏の手套』『湖の中の川』『大洗の月』『孤猿』『蘆』『川の話』『湖上の兎』『俘囚』『花粉』『四つの面』の短編12編を収録。 「棄老伝説を持つ姨捨山のイメージを作品の中心に据えて、著者の一族のなかに世襲の血として流れる<出...
新潮社 (1951年11月02日)
「性的不調和が原因で夫婦了解のもとに妻は新しい恋人と交際し、夫は売笑婦のもとに行きながら“蓼喰う虫も好きずき”の諦念に達して、互いにいたわりあいつつ別れる時機を待つ」(作品紹介より)夫婦の話。 別れると分かっているのに今さらのように義父の誘いに付き...
河野 多恵子
新潮社 (2003年02月)
『秘事』は、幸せすぎるほど幸せな夫妻の半生を描いた作品。 夫の三村清太郎は、大学卒業後、一流商社に就職して順調に出世し役員まで務める。海外生活も長く、周囲の人望も厚い。 妻の麻子は、大学卒業前に同級生の清太郎と交際を始め、卒業後の秋に結婚。二人の...
シュトルム 関 泰祐
岩波書店 (1958年04月05日)
『広場のほとり』『おもかげ』『一ひらの緑の葉』『アンゲーリカ』『レナ・ヴィース』『大学時代』収録。 どれも短編なので読みやすいです。 どこか寂さの漂う、静かでロマンチックな雰囲気が好きです。 『大学時代』は以前にも読んだことがありましたが、やっぱ...
ボーヴォワール 青柳 瑞穂
新潮社 (1980年09月)
平易な言葉と分かりやすい表現で書かれていますが、すごく哲学的で難しく感じました。 自分のした行為、参加したことだけが自分に属するという考え方と、 人間が自由で、無限の超越性をもつという考え方が好きです。
日本ペンクラブ
光文社 (2004年05月13日)
吉行淳之介「謎」、河野多恵子「朱験」、安西水丸「ホテル・ダンディライオン」、江國香織「十日間の死」、佐藤正午「夏の情夫」、村上龍「シャトー・マルゴー」、平林たい子「私は生きる」、チェーホフ「かわいい女」の8作品を収録。 短編なので読みやすいです。 ...
ラディゲ 生島 遼一
新潮社 (1953年08月)
「夫以外の男性との恋愛など考えたこともなかった貞淑な女性、ドルジェル伯爵夫人マオは、夫とサーカス見物に出かけたときに知り合った青年フランソワに恋心をいだくようになる。 燃え上がる情念を自制しようと苦悩するマオと青年の一途な慕情のからみあいを、20歳...
島村 英紀
講談社 (2007年10月16日)
想像以上に面白い本!! 筆者が逮捕されてから、取り調べ、勾留、起訴、裁判、判決、保釈までの様子が詳しく書かれています。 取り調べの時間や回数、警察署・検察所・拘置所・裁判所で行われたこととその様子、勾留中の食事、規則や仕組み、拘置所や独房内部の様...
スティーヴンスン Robert Louis Stevenson
岩波書店 (1990年06月)
「医師と旅行鞄の話」「帽子箱の話」「若い僧侶の話」収録。 それぞれ独立した話ですが、登場人物や出来事が共通している部分があって、映画を観ているようで楽しかったです。 アラビヤ夜話だけあって、この先どうなってしまうんだろう、とドキドキしました。
ロマン・ロラン 片山 敏彦
岩波書店 (1960年01月05日)
感想UP予定の本 読み終わった
リルケ 高安 国世
新潮社 (1953年01月)
「『若き詩人への手紙』は、一人の青年が直面した生死、孤独、恋愛などの精神的な苦痛に対して、孤独の詩人リルケが深い共感にみちた助言を書き送ったもの。『若き女性への手紙』は、教養に富む若き女性が長い過酷な生活に臆することなく大地を踏みしめて立つ日まで...
ドストエフスキー 亀山 郁夫
光文社 (2007年07月12日)
長くて難しい話かと思って敬遠していたけれど、読みだすと止まらなくなるくらい面白かったです。 もし自分にキリスト教に関する知識があれば、もっと色々なことを読み取れただろうなと思います。
ドストエフスキー
長くて難しい話かと思って敬遠していたけれど、読みだすと止まらなくなるくらい面白かったです。 もし自分にキリスト教に関する知識があれば、もっと色々なことを読み取れただろうなと思います。 個人的には、前半より後半がドキドキして好きです。
光文社 (2007年02月08日)
光文社 (2006年11月09日)
光文社 (2006年09月07日)
レベッカ ブラウン Rebecca Brown
新潮社 (2004年09月)
エイズ患者の生活の世話をするホームケア・ワーカーの女性と、患者たちとの物語。 11篇の短編から成っていますが、まず、各篇が別々の患者について書かれていることにショックを受けました。自分がそれまで会って、話して、触れて、抱きしめて、様々な形で関わりを...
新潮社 (2008年09月30日)
『結婚の悦び』『私たちがやったこと』『アニー』『愛の詩』『ナポレオンの死』『よき友』『悲しみ』収録。 現実的・日常的な場面を描いているはずなのに、すごく幻想的で非日常的な雰囲気です。 レズビアン作家というだけあって、恋人が男女を意味しないところも...
ボーマルシェ 鈴木 康司
岩波書店 (2008年07月16日)
老人バルトローが自分の後見人下にある美しい処女ロジーヌを妻にしようとして、嫉妬ぶかく世間の目をさえぎって閉じ込めていたのを、若きアルマヴィヴァ伯爵が垣間見て恋し、一人の下僕フィガロの助けを借りて、コロコロと変装したりこっそり手紙を届けたりと、様々...
ジッド 神西 清
新潮社 (1952年07月)
「身よりもなく、まったく無知で動物的だった盲目の少女ジェルトリュードは、牧師に拾われ、その教育の下でしだいに美しく知性的になっていった。しかし待ち望んでいた開眼手術の後、彼女は川に身を投げて死んでしまう。開かれた彼女の眼は何をみたのだろうか。牧師...
岩波書店 (1979年11月16日)
『みずうみ』『ヴェローニカ』『大学時代』収録。 美しい景色と一体となるような、美しい恋の物語です。 『みずうみ』は、故郷を離れている間に友人と結婚した恋人に再会する話。 『ヴェローニカ』は、義弟との恋に苦しむ人妻の話。 『大学時代』は、貧しく美...
俵 万智
中央公論新社 (2004年05月)
学生時代の元彼・アイツと、 不倫相手の本命Mと、 飲み友達から彼氏になった圭ちゃん。 恋愛と仕事と結婚の考え方も、現代的で共感しやすいし、 身に覚えのある感覚がそこかしこに散りばめられていて、面白かったです。
アントン・パーヴロヴィチ チェーホフ 堀江 新二
群像社 (2002年11月)
作家志望の青年コンスタンチン(コースチャ)の恋と芸術と苦悩を描いた作品。 物語の途中まで、「かもめ」はニーナだと思っていました。 本当は、ニーナではなくコースチャが「かもめ」だったのですね。 短い作品ですが、劇中、ニーナの台詞を「私は、かもめ」に...
小川 洋子 樋上 公実子
ホーム社 (2006年04月26日)
「ずきん倶楽部」「アリスという名前」「人魚宝石職人の一生」「愛されすぎた白鳥」収録。 それぞれ、赤ずきん、不思議の国のアリス、人魚姫、白鳥の湖をもとにした作品です。 ピュアすぎて少し不思議で、ぼんやり不気味。おとぎ話って、そういうものかもしれませ...
山口 博
角川学芸出版 (2007年02月)
ジョナサン・グレイザー 富永 和子
ランダムハウス講談社 (2006年09月02日)
映画化されているのを知らずに読み始め、ぐんぐん惹きこまれて一気に読み終わりました。 目の前から突然消えてしまった愛する人が、もし、違うかたちでまた自分の前に現れたら。 それが小鳥であれ、10歳の少年であれ、私も信じてしまうと思います。 10年前に愛...
ゲーテ Johann Wolfgang von Goethe
新潮社 (1968年02月)
「ファウスト」って、もっと小難しくてとっつきにくい本かと思っていました。 予想に反して、読みやすいし、面白い。 もっと早く読んでおけばよかったです。
あらすじは知っていたけれど、初めて読みました。 難しい本かと思っていたのに、すごく読みやすい! しかも、想像以上に面白かったです。 グレートヒェンの悲劇が、特にいい。 早く続きが読みたいです。
中山庸子
マガジンハウス (2003年06月19日)
伊佐 千尋
新風舎 (2005年04月01日)
実際にあった冤罪事件。 事件と捜査の経緯や、冤罪を招いた司法の仕組みについても、わかりやすく説明されています。 無辜の人間が死刑の恐怖におびえながら三十数年間も過ごさなければならなかったなんて。 そのうえ、本当の犯人を逮捕することも、事件の真相...
ゲーテ 国松 孝二
新潮社 (1952年01月)
純粋に美しい物語。 奥手なヘルマンも、けなげなドロテーアも、まっすぐで好き。 ゲーテの母親が一番好きな物語だったっていうのも、素敵なエピソードですね。
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