レビュー by chang1019さん
「生物にとっての時間はその生物の大きさ、例えば体重を基準とした時、1/4乗に比例して長くなる」
という理論は、いわば「生物学版相対性理論」とでも言えるのかも。本書が優れているのはアロメトリー(物理で言うところの次元解析か)を利用して、定量的説明と定性的説明をいい塩梅で混ぜているところ。
読みやすいし納得感もそこそこ。まぁ、著者も「数式的な調和に惹かれるあまり、恣意的な解釈をしてしまう危険性がある」と言ってるとおり、ところどころこじつけも見られるけども・・・。
個人的には以下の一節が目からうろこ。
「500キロの牛2頭と、2キロのうさぎ500匹にそれぞれ10トンの干草を食べさせると、どちらも総量にして0.2トンの肉ができ(肉が付き)、6トンの糞が出る。ただし、牛は14ヶ月かけて食い、ウサギは3ヶ月で食い終える。」
レビュー登録日 : 2011年07月25日
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