ツァラトストラかく語りき(下) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1953年4月22日発売)
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本棚登録 : 352
感想 : 10
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まとめると
・超人たれ、と。一度「没落」して、超人たれ、と。
・「!」をここまで多用する人文書は読んだことが無い。アツい。
・永劫回帰の思想はちょっと興味深い。
・以前に読んだ本(佐々木中氏?)の中で、「読むとはそもそも苦しくて、しんどいこと」、みたいな話題があったけど、まさにそういうことかもしれない。
・『自省録』(マルクス・アウレリウス)に近しいテイストを感じた。
…ということでちょっと他のニーチェの著作を知らないので何とも言えませんが、とにかくこの本では「ツァラトストラ」は本当によく語っていました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想・哲学・人文
感想投稿日 : 2012年7月3日
読了日 : 2012年7月3日
本棚登録日 : 2012年7月1日

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