自閉症の子を持って (新潮新書 118)

著者 :
  • 新潮社 (2005年5月1日発売)
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本棚登録 : 76
感想 : 10
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親の視点からの広汎性発達障害。なんとか普通学級に入学できそう、というところで話が終わってる。

著者は新聞記者さんで、冷静な文章構成の中の親としての想いが、とてもよかった。

しつけはむずかしい。
でも、厳しくても、小さい時に修正できることはしておかないと、がまんすることをしないと、大きくなってから、大人になってから、苦労するのは本人だから。

出版年から計算すると、子どもさんはいま6年生かな。
その後の彼を知りたいなと思った。

「無関心でもいいから、そこにいて構わないよ、という余裕のある社会になってほしい」と、私も切実に思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館/他
感想投稿日 : 2011年8月29日
読了日 : 2011年8月29日
本棚登録日 : 2011年8月29日

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