親の視点からの広汎性発達障害。なんとか普通学級に入学できそう、というところで話が終わってる。
著者は新聞記者さんで、冷静な文章構成の中の親としての想いが、とてもよかった。
しつけはむずかしい。
でも、厳しくても、小さい時に修正できることはしておかないと、がまんすることをしないと、大きくなってから、大人になってから、苦労するのは本人だから。
出版年から計算すると、子どもさんはいま6年生かな。
その後の彼を知りたいなと思った。
「無関心でもいいから、そこにいて構わないよ、という余裕のある社会になってほしい」と、私も切実に思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館/他
- 感想投稿日 : 2011年8月29日
- 読了日 : 2011年8月29日
- 本棚登録日 : 2011年8月29日
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