それでも話し始めよう アサーティブネスに学ぶ対等なコミュニケーション

  • クレイン (2006年2月3日発売)
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本棚登録 : 210
感想 : 15
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じっとがまんして何も言わないでいることもできる。相手の評価をしないで自分の気持ちを率直に伝えることもできる。でも、
もし、相手に伝えても相手も状況も変わらないとしても、
自分は伝えることができた、状況をよくしようと行動を起こしたという、自分の力を感じることができる、ということ。
自分は無力ではないと、話し始めることで、実感することができると。

具体例と具体的会話が、普通の例、陥りやすい例、もっとよくする例と段階的に説明があって、
名前や状況も日本向けにアレンジされてあって、とても身近なものありそうなことで、
自分にあてはめやすくて、参考イメージできた。

アサーション関係の本を読んできた中で、いちばんわかりやすくて、元気がもらえる本でした。
とてもよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館/アスペルガー
感想投稿日 : 2012年1月3日
読了日 : 2012年1月3日
本棚登録日 : 2012年1月2日

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