絶対貧困―世界リアル貧困学講義 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2011年6月26日発売)
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本棚登録 : 1244
感想 : 153
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途上国のスラムで生活しながら取材したルポタージュ。
あまりこういうテーマに関心のない人に読んでもらいたい。
筆者が実際に路上だったりスラムで寝泊まりしながら見たもの、
ってところで、深いとこまで書けてるのかなぁとも思う気もする。
けど、まぁ、ルポタージュだからしょうがないのかもしれないけど、
どうもセンセーショナルというか、なんかしっくりこないとこもあった。
でも、私がそこに行って見たわけでもないので、なんとも言えないけど・・・
やっぱり女性や子供は貧困下だと犠牲になりやすいよね。
戦後の日本もバラックみたいなとこで暮らして、まさに、ここでいう
スラムみたいなもんだったと思うんだけど、実際どうなんだろ。
でも、その日本が今これだけ豊かになってるんだから、
途上国ってやっぱ伸びしろもあるよね。
1人でも多くの人が生き方を選べるような社会が作れたらいいなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際開発
感想投稿日 : 2013年3月20日
読了日 : 2013年3月20日
本棚登録日 : 2013年3月20日

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