秘密 (文春文庫 ひ 13-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2001年5月10日発売)
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登場人物である平介が気がついてから初めて私も「秘密」に気がついた。最後の最後まで本当に分からなくて、これってミステリーなのかなと思いながら読みすすめた。だけど、最後は鳥肌がたった。すごい!読者に圧倒的な世界をみせつけて、最後にまた別の衝撃的な世界をみせつける。
事故後の生活で平介と直子の気持ちが、真正面から自分の心に向かってきた。だから、経験したことがないのに痛いほど分かった。生々しくて誠実で悲しい。
東野圭吾さんすごいな!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年9月20日
読了日 : 2012年9月20日
本棚登録日 : 2012年9月20日

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