厚さ5cmはある長編だったので、ちょっと不安でしたが、長さを感じさせない勢いで、どんどん読み進み、あっという間に読み終わってしまいました。
男性社会の中でひとりがんばる主人公の女刑事音道貴子がかっこいいのですよ。それに比べて、相棒の・・・「星野!ふざけんじゃねー」って感じです。
展開が速く、1/3ぐらいで、主人公が監禁され、このあと、どうなるの!!!とどきどきしまくりでした。かっこよかった主人公も、監禁生活が長くなるに連れて、恐怖の中で混乱し、仲間を疑いだし、迷いだす、その心の変化が細かく、読んでいるこちらも同じように疲労してました。。。
ラストの救出作戦、「助け出すんだ!」という一体感がすごく伝わり、ちょっと感動したり
長いですけど、お勧めです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
乃南アサ
- 感想投稿日 : 2011年6月6日
- 読了日 : 2006年7月28日
- 本棚登録日 : 2011年6月6日
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