レビュー by ちー坊さん
本の内容以前に、序章が問題。妻を癌で亡くした夫が、妻のブログを引き継いでいることを取り上げていた。「記された一連の記事を見ていくとこんなことを感じる。○○さんはブログを書くことで生きる力を得ていた。そしてご主人もブログを書くことで生きる勇気を得ているのではないか」と著者のコメント。
しかしそのブログを見てみると、夫はフィリピン女性に貢いで借金を背負い、職探しもうまく行かず朝から酒を飲み、鬱病を患い薬にしがみついている。死にたいという言葉や、家族・世間を恨む発言も散見される。そして、コメント欄での口汚い罵りあい。
心を病んでいる人の言葉の発する強い負のエネルギーで、陰鬱な気分になった。勿論、ブログの内容は運営者の選択事項であり、本書の著者には無関係だ。夢物語を期待した私も愚かで身勝手だった。それにしても、著者はこのブログの何を見たのだろうか。
登録日 : 2008年06月26日 12:27:35


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