レビュー by chiezo1211さん
落語を絡めたミステリー。
巻末付録の“落語ってミステリー!?”を読むと、確かに落語とミステリーって共通点がありそうな気がします。
オチを聞いて、“なるほど~!”って手を打つか、“え~?これがオチ?”とガッカリするか、そこらへんもミステリーのトリックを明かしたときと共通しますよね。
で、本書のオチは、って言うと、残念ながら……(^^;
トリック自体はとてもよく考えられたものなんですが、なんというか、この犯人がそのトリックを仕掛けるには無理がありすぎるのでは?という突っ込みどころが満載でした。
でも、サークル間の部室の奪い合いを中心に据えた展開と言い、謎めいたマイペースな二人の先輩たちの人物と言い、魅力的な要素が詰まっていて、ストーリー自体はものすごく楽しい本なので、ミステリーとしてではなく、気軽に読める青春小説としてはなかなかいいんじゃないかと思います。
レビュー登録日 : 2010年06月04日
引用
- 登録されていません。






コメント
まだコメントはありません。