まだ逃避中。
伊坂作品の中でも評価が高いんだよーッて、だいぶ前からあったはずだけど、ようやく読みました。
が、読みドキ間違ったなー。
大学生、せめて社会人の時に読んでおくべきだった。
思うにこのお話を楽しめる分水嶺は、西嶋を好きになれるかどうか、だよね。
そーゆう意味では、私はダメだったよ…ごめん西嶋。
あでも面白かったよ?ストーリィとしては。
あと鳩麦さん、達観し過ぎ。
確かこの子、結構若かったと思うんだけど…。
「賢くて、偉そうな人に限って、物事を要約したがるんだよ。」(p314)
「つらいけど、楽だよ。何をすれば良いか分かっていて、しかも、結果も見えるんだから。でも、結局、そういうのに頼らず、『自由演技って言われたけど、どうすればいいんだろう』って頭を掻き毟って、悩みながらいきていくしかないんだと、わたしは思う」(p346)
「思い出は作るものじゃなくて、勝手に、なるものなんだよ。いつの間にか気がついたら思い出になってる、そういうものだよ。」(p466)
とか。
どんなデキタ子なの!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年7月12日
- 読了日 : 2013年7月4日
- 本棚登録日 : 2013年7月12日
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