悩みごとを歴史に名を残した人からヒントをもらい、回答するという面白い本。
私の印象に残ったものは
「最近仕事の愚痴が多く、つまらない」という悩みを解決する高橋是清の話。「どんなつまらない仕事を当てがわれた時にも、その仕事を本位として決して自分に重きを置かなかった。」
いかなる場合でも、何かくうだけの仕事は必ず授かるものである。その授かった仕事は何であろうと、常にそれに満足して一生懸命にやるから、衣食は足りるのだ。と。尊敬してしまいます。
また、なぜあの人は不機嫌なんだろう。という問いに対し、世界中から愛されたモーツァルトが答える。モーツァルトは感知力にすぐれ、人を喜ばせるために徹底的にこだわり、それを音楽という形で表現した。モーツァルトのように相手の期待に応えるよう努力し、上機嫌でいればいいのです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人間関係
- 感想投稿日 : 2011年9月24日
- 読了日 : 2011年9月24日
- 本棚登録日 : 2011年9月24日
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