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買って読んで、手元にある本
レビュー by chitchさん
今年は、1959年のチベット動乱から50年にあたる。
昨年の北京五輪前には抗議行動などもあったが、恥ずかしい
ことに“チベット”がどういう国なのか、知らなかったし
知ろうとしたこともなかった。
中国が主張するところの「自治区」なわけだが。
実は、気軽に手に取ったものの時折出てくるファンタジック
な表現がなじまずちょっと挫折していたのだが、再読してみ
て愕然とした。
中国が、いかに“友好”という皮をかぶってチベットに近づき
一つの民族と文化を侵し、抹殺しようとしてきたか。
チベット侵攻を大国の外交政策の天秤の中で黙殺してきたか。
そして、内部の高級閣僚の腐敗など。
動乱に至るまでのチベットを多くの証言を基に詳述してあり、
自伝などとは違って客観的に知ることが出来る。
読んだ後は、知らなかった自分が腹立たしくなる。
そして、中国が行っていることに戦慄し、強い憤りを感じる。
レビュー登録日 : 2009年04月10日
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