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高校生が学んでいるビジネス思考の授業

著者 : 大森武

• CCCメディアハウス (2014年4月17日発売)

早稲田中学の生徒向けの授業を書籍化。
優秀な学校の生徒たち向けなので、かなり難解な部分もある。
高校時代から、論理的思考やマインドマップ、ナインボックスなどのフレームを学び、パワポでプレゼンする技術をトレーニングする機会があるというのは非常に良いことだと思う。
ネタ満載。

〈議論の作法〉
議論は主張し合うことではない。根拠を評価し合うことだ。
１、意見（主張）には必ず理由（根拠）を添える
２、反論は、相手が挙げた根拠に向ける
３、議論の目的は、ぼんやり→くっきり
→これを知り、理解し、トレーニングするだけで、「だって俺がそう思うから」という不毛な議論がなくなる。

〈考え方の雛形〉
１、最初に意見（主張）を言う
２、１行で書く
３、五七長を封印する→論理をズラさせないということ
トレーニング方法
・理由を３つ挙げる（マンホールはなぜ丸いか？など）

〈四段論法〉←おもしろい
私は・・・と考える。（結論）
確かに・・・だが、しかし・・・である。（反論想定）
なぜなら・・・。（理由）
また、・・・。
さらに、・・・。
以上から、私は・・・と考える。（結論）

〈１行作文シリーズ〉
・問題と解決をセットで挙げる
・２つの視点で考える
「◯◯の点から見れば☆☆だが、△△の点から見れば※※だ」

感想投稿日 : 2015年6月30日

読了日 : 2015年6月30日

本棚登録日 : 2015年6月30日