なんとも稚拙で愚かで不安定な2人の少女がよく書けてるなぁと思いました。
2人は過激な表現や暴力的な言動があっても、根っこは純粋で繊細で弱っちい。呆れるほどに子供。
これはミステリーではなく、中学生の、少女の魂の脆さを味わう小説だと思います。
展開の安っぽさも、それが2人の未熟さを演出しているようで、いい味わい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年1月27日
- 読了日 : 2014年1月27日
- 本棚登録日 : 2014年1月27日
みんなの感想をみる