路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年6月25日発売)
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感想 : 38
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2015.3.13読了。最終巻。美術作品の修復修繕の点と作者が同郷で親近感のあるシリーズ。進学せずに正式弟子入りルートかと思ってたけど、現実的な美大ルートに進んだか。てか心友が学んだとことまるっきし同じ分野だー。心友は西洋画ルートだったけど洸之介君は確実に日本画ルートだろうな。その心友に読ませたいなぁ。にしても鵺は迷惑な奴だなぁ。個人的には天邪鬼の話が好きかな。花蓮ちゃんの名前の字は最初に出てきた時に気付いた。
妖ものだけどそんなに妖の怪しい感じはなく、むしろ儚く切ない感じが要所要所に出てるかな。
今住んでるのは東京の端っこだけど、意外と表具屋ってあるんだな。とこのシリーズを読んで気付いた。
ラノベ自体がそういう性質だからもあるけど、内容はサクサク読める。特にこのシリーズは絵も綺麗。逆に言えば軽すぎて何も残らないのが残念かな?ラノベは難しかったり、濃ゆい本に疲れた時に箸休めで読むのが私は好きだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年3月14日
読了日 : 2015年3月14日
本棚登録日 : 2015年3月14日

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