あの夏を泳ぐ: 天国の本屋

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  • 新潮社 (2008年7月1日発売)
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必ず見ていてくれる人のため、私たちは泳ぎつづける。

高校水泳部でライバルだった麻子と朝子。卒業から五年たったOB会の日、麻子はひとり不思議な書店に迷い込む。無理やり店の仕事を手伝わされるうち、あのころの気持ちを少しずつ取り戻していく。いっぽう朝子は見知らぬアロハシャツの男性から、麻子との宝物を渡されて……。心温まる「天国の本屋」、六年ぶり待望の新作!

2002年の「恋火」以来、実に5年ぶり(単行本の発売は2008年になると思うので、そっちで言えば実に6年ぶり)となる、「天国の本屋」シリーズ第4弾です。

主人公は麻子と朝子という、24歳の二人のアサコ。かつて高校の水泳部でライバルだった二人は、一方は例によってヤマキに連れられて天国の本屋へ、一方は8年ぶりに開催される遠泳大会に出場するために高校以来で泳ぎ始め・・・というそれぞれのアサコの物語と、彼女たちの高校時代の物語、この3つが交錯しながら進んでいきます。

 これまでも『プール』『ウォーターマン』など「水」の物語が多かった我々ですが、「てんぽんシリーズ」meets「水物」というわけで、ご期待いただければ幸いです。「水物」って。(2007.9.22)


私が本当の天国の本屋でヤマキ店長とお会いする前に、ぜひこちらの世界で次回作を読んでみたいものです。


<a href="http://www.geocities.jp/chizuki/Book_log/anonatusuwo.html" style="text-decoration:none"><font color="black">あの夏を泳ぐ</font></a></p>
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読書状況:未設定 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2008年9月11日
本棚登録日 : 2008年9月11日

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