私が読んだものは本書の前身の『古文セミナー42』でした。もう30年ほど前になりますが、高校三年生の夏前に、古文をどう勉強してよいものか見当がつかず、とりあえず古文そのものを読んでみるしかないのではないかと考えるようになりました。そして、本文についての解説が詳しい問題集を探したところ、この本にめぐり合ったのです(当時は通信販売のみでした)。二週間ほどかけて、全ての本文を現代語訳し、解説と逐語的に比較し、語彙の増強と文法知識の確認を行ったのですが、予想以上の成果があり、入試レベルの古文ではほとんど苦労することはなくなりました。おそらくこの本である必要もなかったのでしょうが、私にとっては思い出に残る書籍となりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国語
- 感想投稿日 : 2012年3月14日
- 読了日 : 2012年3月14日
- 本棚登録日 : 2012年3月14日
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