日本の動物行動学の第一人者であられた日高敏隆先生が、楽しくわかりやすく動物たちの行動について書かれています。
本書あとがきで日高先生はご自身で「どうやらぼくは、かなり昔から生きものたちの、どっちだっていいようなことが気になってしまうような性だったらしい」と仰っていますが、その研究から発見された生き物たちの性質の面白いこと!
動物たちが生き残り、子孫を残すために独自に獲得していった行動様式に、目が丸くなりっぱなしでした。
特に動物たちの求愛行動のバリエーションが興味深かったです。
タガメのメスの"悪女"っぷりに、目を白黒させてしまいました…
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アニマル・ワンダー。
- 感想投稿日 : 2011年9月3日
- 読了日 : 2011年9月3日
- 本棚登録日 : 2011年9月3日
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