夫と妻。夫の知り合いの独身女性が同じアパートに住んでおり、いつの間にか交流をする仲になっていった。それぞれが病んでいる状況で3人が微妙な距離感で支えあっているようでもあり、そうでもないように思えたり、と。なんとも複雑な内容でした。3人ともそれぞれの状況から脱出したいのでしょうが、それがなかなか誰も出来ない。ラストはほんの僅かながら、うっすらと光が見えてくるような感じでしたが・・・。それは繭のような白い光ではなく、灰色の光のように思えました。
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- 感想投稿日 : 2015年10月23日
- 読了日 : 2015年10月23日
- 本棚登録日 : 2015年10月23日
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