『博士の愛した数式』がすごく好みに合ったので別作品をと思い、こちらの作品を読んでみた。
ちょっと思い描いていた雰囲気と違う感じで、静かに暗い感じに戸惑った。
表題作以外は少し合わなかった。
「揚羽蝶が壊れる時」
女の体の内部をどろっと暗く表現してるところがあるんだけど、自分も女だから想像するだけで気持ち悪くなってしまう、そんな表現で、気持ちは良くないけど、ある意味「表現がうまい」ということなんだろうな。。。
自分がわからなくなるってどういう感じなんだろう。
今は今で今だから、本当に想像がつかない。
「ダイヴィング・プール」
今後、このふたりの関係性はどうなっていくのだろう・・・っていうモヤモヤを残す終わり方で正直「うーわー気持ち悪うー」ってなってるんだけど、これを最後にもってくることで、こちらもある意味【読後感】って点では収録順がうまく構成される・・・ってことになるの、かな?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年3月29日
- 読了日 : 2016年3月29日
- 本棚登録日 : 2016年3月29日
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