宴の夏,鏡の冬

著者 :
  • 新潮社 (1998年9月1日発売)
2.67
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 15
感想 : 1
3

短編集。人間は過ちをおかすもので、それを隠そうとしたり忘れようとしたり気づかず過ごしていたりしながら過ごしているのかな、と改めて思う。
行為としては違っていても、きっかけとなった気持ちには思い当たる部分がある。
誰でも持っている他愛もない気持ちから、一歩間違ってたら犯罪者になったのかなと思うと、そのぎりぎりぶりに背筋が寒くなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月31日
読了日 : 2009年6月20日
本棚登録日 : 2009年6月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする