沖縄現代史 - 米国統治、本土復帰から「オール沖縄」まで (中公新書 2342)

著者 :
  • 中央公論新社 (2015年10月22日発売)
3.84
  • (12)
  • (13)
  • (10)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 249
感想 : 19

太平洋戦争中、地上戦で20万人強の犠牲者を出した沖縄。敗戦後、米国統治下に置かれ、1972年に本土復帰を果たすが、広大な基地は残された。復帰後の沖縄は保革が争いながら政治を担い、「基地依存経済」の脱却を図る。だが95年の米兵少女暴行事件を契機に、2010年代には普天間基地移転・歴史認識を巡り、保革を超えた「オール沖縄」による要求が国に行われる。本書は、政治・経済・文化と、多面的に戦後沖縄の軌跡を描く。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : -
本棚登録日 : -

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする