大王製紙の元会長、井川意高氏の懺悔録。大王製紙連結子会社から106億の個人的借入を行い、特別背任罪で懲役4年の実刑を受けた原因となったギャンブルの怖ろしさが生々しく描かれているとの期待は裏切られる。
ギャンブルにのめり込んで行く様は、淡々と描かれており、ギャンブルの怖ろしさよりも、社会復帰に向け、誹謗抽象を払拭するための一冊だと思われる。
個人的借入は全て返済されていることや、借入時に運転資金には手を出さなかった行など、必要以上のバッシングから身を守りたいのだろう。
ギャンブルで身を滅ぼさないよう、近寄らないことが鉄則だと思われる。
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- 感想投稿日 : 2017年3月5日
- 読了日 : 2017年3月5日
- 本棚登録日 : 2017年3月5日
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