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乱読マスターの、よく分からん本棚です。
レビュー by Cimarosaさん
カテゴリを『ホラー』に決めるのには躊躇がある。
高橋克彦氏の『ドールズ』シリーズの第4作目である。
おそらく著者当人も書き始めた時は、このような展開になるとは思ってもみなかったに違いない。
転生が主題ではあるが、小学生の女の子の中に江戸時代の人形師がよみがえるという設定は、それほど目新しいものではない。
しかし、その人形師の個性と、それをとりまく仲間たちの人間模様は、高橋克彦の真骨頂である。
これは、もはやヒューマンドラマと言ってよい。
本作には、聖夜という名の女性がニューキャラクタとして登場する。慢性骨髄性白血病という宿命の中で生きる魅力的な女性である。
この天使は、必ずや、次回からのメインになるだろうことを予感させる。
是非第1シリーズから読んで欲しい。
「闇から来た少女」
「闇から覗く顔」
「闇から招く声」
そして
「月下天使」である。
登録日 : 2008年12月11日 19:11:50


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