Looking for Alaska [並行輸入品]

著者 :
  • Penguin Books (2006年12月28日発売)
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本棚登録 : 36
感想 : 4
5

翻訳版の題名は「アラスカを追いかけて」。アラスカは人の名前。

人の最期の言葉を覚えるのが趣味の主人公Pudgeが、Great Perhaps(偉大なるもしかして)を求めて寮制の高校に転校する。
そこでCoronel、Takumi、Laraといった個性的な仲間とともに、危険で魅力的なAlaskaと出会い、刺激的な毎日を送る。

ちなみにKindleのキャラクター解説でAlaskaは
「Beautiful, intelligent, sarcastic, flirtatious, wild, reckless, moody, and spontaneous girl」なんて書いてある。

全体を通して、章立てが「Before」と「After」の2つしかない。
Beforeでは高校の日常生活が中心に描かれているけど、日にちをまたぐごとに「126日前」「118日前」とカウントダウンが入る。
なんだろこれ?なにが待ってるの?と思いながら読み進めていって、Afterに入ったあとはすっかり惹きつけられて、もうあっという間に読み終わった。

名文たくさんだけど、とくに最後の一文がすごく好き。さすがに書けないけれど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 洋書
感想投稿日 : 2013年3月1日
読了日 : 2013年2月27日
本棚登録日 : 2012年12月26日

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