無系統の雑読。
ヤバラッコさん
井上 ひさし
中央公論社 (1990年09月)
購入本
面白い!日本の演劇の脚本って、世界的レベルでは?とおもうのですが、違うんでしょうか。
ニール・サイモン 鳴海四郎
早川書房 (2009年01月24日)
代表作のひとつ。「フルメタルジャケット」とこっちとどっちが先なんだろう。たいして……とおもったけど、いろいろなシーンが頭にくっきり残っているところをみると、傑作なんだなと認識をあらまめました。
坂手 洋二
早川書房 (2007年03月23日)
屋根裏のセットが見てみたい。
マキノ ノゾミ
早川書房 (2008年07月24日)
面白いと思います。舞台が目に見えるよう。
芳賀 徹
中央公論社 (1988年09月)
労作です。 落ち着きたい年頃に読みたい本です。
海音寺 潮五郎
文藝春秋 (2007年12月06日)
幕末の薩摩藩の動き、内情がこれで初めてわかりました。 寺田屋騒動までの薩摩藩のことについてなら、この本がベストです。 西郷も大久保も、藩内では綱渡りだったんですねえ。 土佐藩も薩摩藩もみな殿様が攘夷倒幕に反対して家臣を弾圧したのに、長州藩の殿様だ...
ジョン・ディクスン・カー 工藤 政司
早川書房 (1983年05月)
導入部はさすがです。 カーはいまや古本屋で100円で売られる時代なんですね。
中村 彰彦
中央公論新社 (2009年01月)
ま、対談ですから。
森 鴎外
筑摩書房 (1996年01月24日)
「渋江抽斎」が面白い!いろいろな文庫の「渋江抽斎」を持ってますが、ちくま文庫版がいちばん読みやすく、いちばん内容が理解でき、面白いと感じた!体裁によって印象が変わることがあるんだ。 これが代表作なのも納得。さっそく愛読書に入れます。
ジャン=クロード カリエール ピエール エテックス
中央公論新社 (2008年11月)
映画も小説も、面白がるには、心に余裕と、細部に気づく繊細な神経が必要で、怠惰で鈍感な読者には向かないかも。 フランスの中のフランス的センスですねえ。
別冊宝島編集部
宝島社 (2008年12月18日)
金田一登場全作品がひとめで分かる便利な本です。 全部読んでるなあ。
太宰 治
新潮社 (2009年03月)
カチカチ山がいい!16歳の少女にいたぶられる37歳の中年男の醜さがいい!37歳の中年男を死においやる16歳の少女の冷酷さがいい!
筑摩書房 (1995年10月24日)
全集で全作品を読んでいくと、「百物語」やここに収められている「じいさんばあさん」「寒山拾得」が、選集によく収められていることが納得できます。
筑摩書房 (1995年09月21日)
歴史小説を読むと、久生十蘭の歴史小説を思い出しました。 きっと鴎外作品を手本にしているとおもいます。
筑摩書房 (1995年08月24日)
「灰燼」がいい!中断されているけど。あまり文庫に所収されないけど。 「追儺」→「青年」→「灰燼」→「渋江抽斎」と読みすすといいのかな?
筑摩書房 (1995年07月24日)
所収作品のなかではやはり「青年」が一番でした。
筑摩書房 (1995年06月22日)
ずっと森鴎外の文章に入れなくて読めなかったのですが、「追儺」という作品を読んでからは読めるようになりました。 森鴎外の入り口としてこの短編を推薦します。
大岡 昇平
中央公論新社 (1975年01月)
天誅組についてならこの本がわかりやすいです。
大野 晋
洋泉社 (2006年11月)
図書館本
日本の東と西の違いを書いた本はいろいろありますが、これは視野が広く、執筆陣がみな研究者なので、読み応えがあります。 幕末、東北諸藩はサムライだけで戦い、長州藩の奇兵隊諸隊のようなものが作られなかったのが、簡単に敗北した原因と書かれると、なるほどそ...
島崎 藤村
新潮社 (1954年12月)
有名作だから敬遠してましたが、こんなに面白く読めるなんて!構成が素晴らしい。望遠でもなく虫眼鏡でもなく、両方をバランスよくとりいれて。こんな書き方、他にないのはなぜ?後世の作家はなぜこんな書き方をしてくれないのかな?と不思議に思いました。
アガサ クリスティー Agatha Christie
早川書房 (2004年01月)
これと、「ポアロのクリスマス」「葬儀を終えて」「バートラム・ホテルにて」「ゼロ時間へ」「死者のあやまち」「ハロウィーン・パーティー」「マギンティ夫人は死んだ」をたてつづけによんで、これが毛色の変わったストーリーだったので一番印象に残りました。犯罪...
色川 大吉
岩波書店 (2007年01月16日)
明治の明るさと暗さの原因がこの本でわかりました。70年刊行。歴史学徒ではないので今日までこの本のことを知りませんでした。名著。明治が個々のエピソードの集積でしかとらえられないのは、ピースがはまるところにはまっていないからで、探偵の目をくらませている...
松本 健一
朝日新聞社 (2006年12月)
戦争期に唯一の正気の指導者が昭和天皇だけとは。昭和天皇を語れば昭和が語れてしまう。昭和期全国に発生した「〜天皇」「カリスマ」を天皇の虚像の影身としてとらえれば。和製ファンタジーの皇帝像に昭和天皇の投影はないのかな?面白い本でした。今年は昭和82年。...
出久根 達郎
中央公論新社 (2007年01月)
記事の選択と構成が、こういうたぐいの命で。これは平凡。
ジークムント バウマン Zygmunt Bauman
大月書店 (2006年09月)
ちゃんと読む前に返却期限が来たので記憶のため記しときます。手元に欲しいなあ、この本。
ジェイムズ サリス James Sallis
早川書房 (2006年09月)
混乱の世に負け組が生き残るにはシンプルな生き方、そうおもいました。流行の書き方ならこの3倍は長い小説になるだろうに削ぎ落とされてこの薄さ。本の存在もハードボイルド。 短時間で安く、いい映画をみた、という感じです。タイトルは「ドライブ」というより「...
マイクル ムアコック Michael Moorcock
早川書房 (2007年01月)
コルムサーガのときからですっけ?三部作形式になったのは?発端と大団円は興奮するけど真ん中は弱いというのがこれまでの印象で、今回は宇宙樹をどんどんどーんと出されたおかげで弱いという印象は薄れましたけど・・・。でもいいんです、エルリックサーガですから...
早川書房 (2006年11月)
面白かった。空想世界と現実世界が交差するだけでなく主人公二人も交差するとは!玉、剣につぐ新たな鏡の千年はこういうことかと勉強になりました。ナチスがらみで重くて一気に読めなかったけど、読み終えたらまだまだ読みたいとおもってしまいました。エルリック様...
武田 百合子
中央公論社 (1997年02月)
1979年に賞をとった「富士日記」が代表作といわれてますが10年以上前に読んだときどこが面白いのか分かりませんでした。日記と謳われながら、いろんな作家の日記(いま思い返せば読んでたのはみんな男性作家だわさ)とあまりにも違ったので。 今回88〜91年に書かれ...
(2006年09月00日)
高かったけど買った!写真が多いので。見たことのない図版が多いので。明というと清とセットにされて清文化の前提で解説されることが多く、明のみは珍しいので。でも読むといろいろな新事象が現れているだけの時代で、それがくっきりとした姿を表すのが清の時代のよ...
塩野 七生
新潮社 (2006年12月)
15年…第一巻がでたときは遠い先のようにおもってました。カエサルの巻が一番面白かったのは作者が惚れていたからだろうなと今おもいます。変質と失敗と不運と何をやってもうまくいかない例満載の衰退の部は読むのがつらかった。でもローマ帝国という臨終間際の患者を...
前田 愛
岩波書店 (2006年11月16日)
明治の事件の裏舞台または底辺に流れる明治の精神を追及した本。いわば、「じつはあれは…」物だけど学者なので事実を積み上げキワモノになってません。漱石の「御一新」のこだわりやら、志賀重昴の軽薄さやら。しかし日比谷焼打事件が被害者桂首相の命令によるものだ...
清沢 洌 橋川 文三
筑摩書房 (2002年07月)
昭和19年の日記。この年より本土が戦火に襲われ、それにあわせて新聞では鬼畜な所業を働くけだもの米兵の逸話と噂がでまわり、犯されたくなかったら最後まで戦え、戦って死ねと国民を煽る。その一方で上級役人は現実無視・理論倒れのアイデアをどさくさまぎれに嬉々...
鶯亭 金升
岩波書店 (2000年06月16日)
明治元年生まれの作者。明治の逸話で構成されているこの本は、明治の油ぎった様相、時代からこぼれおちた没落の悲哀があいまじっています。「勝ち組」「負け組」の二分化の様相になんだか今の世相を思い出しました。
柴田 宵曲
筑摩書房 (2006年12月)
柴田宵曲の文章はほのぼのとします。こういう明治なら好きだなあ。 とはいえ宵曲は明治30年生まれ。内容は各書物の引用という随筆の王道スタイル。実体験ゆえの生々しさがないせいでそうおもうのかな。 明治についての本というと雑学を集めたものが多いのは、それ...
筒井 清忠
筑摩書房 (2006年10月)
松本清張の昭和史発掘を読まれた方にぜひ。 そうだったのか〜、と目からウロコが落ちる情報があります。2・26事件の研究はここまですすんだのね。
ロバート・E・ハワード 宇野 利泰
東京創元社 (2006年10月24日)
ハヤカワ文庫の方が絵も文もかっこよくて好きなんですが絶版ですって?!でも、こちらはオリジナルに忠実というから買います。剣と魔法の英雄ファンタジー物の原点。 ムアコック作品といい、復刻が相次いでいるせいで10代に堪能した話を読み直す機会が多く、いいも...
津原 泰水
バジリコ (2006年09月20日)
ブラバンに縁のない人は人物像に惹かれるのでしょうが、時代や場所が変われど高校時代をブラバンで過ごした(さらにいえば高校時代のみ楽器にさわっていた)人なら涙なしには読めない共振部分が全般にわたってあります。同期の結婚式のためにバンドを再結成し、高校...
村上 護
ミネルヴァ書房 (2006年09月)
山口の本屋で売上ベスト10に入ってたので知りました。最新版だけあって伝記として最も信頼できるかも。山頭火というと語る人はみんな主観を縷々と述べて鼻につくけど、これは公平に客観につとめて好感が持てました。
山田 風太郎
筑摩書房 (2006年08月)
同じ日同じ時刻同じ現象に、それぞれの場所でそれぞれの人がどう考えどう行動したかを並べる手法は数あれど、なかなかそれが意図した通りの効果をあげないのは構成の上手下手のせいか。これは成功作の方とおもいます。
高橋 新吉
日本図書センター (2003年01月25日)
パラノイアはダダと相姦です。パラノイアは30歳が発症限界です(と、中也の発狂を否定する小論の中で大岡昇平は書いていた)。新吉は27歳から4年間精神疾患というから発症したのでしょう。私もパラノイアです。27歳から30歳まで、危うく発症するところでした。いや...
井伏 鱒二
岩波書店 (2004年07月16日)
死んだ後で何といってもらいたいかという石川淳の質問に「詩人」と答えたという逸話を記憶してます。これを読むと詩の方が寿命が長そうな気がします。いいです。岡山出身の内田百間は中世が現代に顔を突き出したという評言(種村季弘の言葉だったか)がありますが広...
山川 菊栄
岩波書店 (1991年08月08日)
血で血を洗うと言われた幕末の水戸藩の歴史を、聞き書きをまじえながら事実によりそって書いています。政治だけでなく、経済、文化、社会とあらゆるジャンルに目配りをしているところが他とは違います。幕末の水戸藩の歴史を知らないとついていけない部分があります...
山本 周五郎
新潮社 (1981年01月)
山本周五郎は若い頃は読む気しなかったのですが、歳をとってからは大人向け夢物語として好きになりました。ことに、代表作でなくマイナーな短編集にときどきある明るいメルヘンチックな話(良く出来た甘くありえない話)が好きで、この本所収の「逃亡記」なんか、私...
ジョン・ル・カレ 菊池 光
早川書房 (1986年11月)
再読。とはいっても20年間に毎年最低1回は読んでます。一番読み返してる本。読む度に発見があり、前回は1Pにつき1回はイギリスユーモアが含まれて(重いスパイ小説なのに!)いることに気付き、今回はまた一つ曖昧だった筋が解明できました。主人公スマイリーは...
柴田 哲孝
祥伝社 (2005年07月)
面白い。構成が上手い。最後が駆け足なので、よく分からなかったのがくやしい。AはAと書いてくれないと分からないくらい怠惰な読者になったと反省。
川上 弘美
文藝春秋 (2002年09月)
「センセイの鞄」「蛇を踏む」とこれを読んで、この本の表題作の「溺レる」の文章がいちばん好きで何度も再読しました。種村季弘氏の解説でさらに面白さも倍増。「つまらない女に引っかかったら最後、もう帰れないのである」・・・恐〜。
加瀬 英明
新潮社 (1983年07月)
私情を交えた文章が少しでもあると他の歴史叙述部分が眉唾物におもえてきてしまう、ということを学びました。
永野 のりこ
アスキー (1996年12月)
永野のりこの代表作(私見)のレビューはとみれば1件くらいしかないのでこの名作を埋もれさせてはいかんと記載した次第。違う方向・感触・世界だけどブルーさ・ヘビーさではリアルタイムでみたときの「エヴァ」と(私の中では)はりあってます。(話中ではぼかされ...
米根 真紀
ラポート (2002年08月09日)
amazonはなかなか画像がないですねえ。古本屋で買った2002年の本。もう絶版じゃないかしらん。等身大の吹奏楽部が舞台。「等身大」が重要で、いままで吹奏楽部を題材にしたもので等身大はこれが初めてとおもいます。中くらいの成績の吹奏楽部はこんな感じ〜と経験者...
ミシェル・エイクム・ド モンテーニュ 原 二郎
岩波書店 (2002年07月16日)
再読?大学生時代に学生特有の「難しい本を読んだら賢くなれるかも」病に罹っているときにチャレンジした本。全6巻中第2巻で挫折。そういえばまだ読んでないと5巻を、モンテーニュの意見や思想史上の価値をすっとばして読むと、面白い逸話集として楽しめることを...
種田 山頭火
春陽堂書店 (2004年03月)
ここ数年の愛読書。欲しいけど高いんですよ。わやをし、後悔し、反省し、やりなおし、でも元の木阿弥でわやをしの繰り返しの中で悶え苦しむ山頭火の姿。同じ人間だわさ。今後、山頭火は句よりもこの日記が読まれだすような気がします。そういう時代を経てまた句が読...
尾形 亀之助
思潮社 (1975年06月)
愛読書。所収の最後の詩集「障子のある家」がベスト。こんな日本語で散文が書けたら死んでもいいです。
中原 中也 大岡 昇平
岩波書店 (1981年06月16日)
愛読書。数ある文庫の中でも岩波文庫が手ごろなサイズで未刊詩の選別も適切でベスト。思春期前は大嫌いで、思春期後に好きになりました。夏の叙景の言葉がいちばん好き。はっ!人生の夏を迎えないと読んでも言葉がせまってこないのか、な。
岡本 一平 清水 勲
岩波書店 (1995年10月16日)
時代の寵児、又は岡本かの子の夫、岡本太郎の父と、名のみ高い岡本一平の、おそらく唯一手軽に手に入る本ですが、全集で分かるその全貌をこの本がどこまで伝えているかというとあんまり・・・です。でも「女百面相」という漫画の線をみればこの人の凄さの一端がわか...
関川 夏央
文藝春秋 (2003年07月)
「明治の時代精神を描く」と謳われていてもここに書かれているのは二葉亭四迷のたんたんとした人生です。「たんたん」ではないのですが、関川さんの手にかかるとなんでも「たんたん」と見えてしまうのです。
文藝春秋 (2005年10月07日)
「白樺派」「新しき村」と単語だけ覚えればOKな受験勉強では知る由もなかったその実状がよく分かります。現実を考慮しないままに夢を追ってあえなくつぶれさせてしまったとしてもそれを坊やだからさと笑ってはいけないとおもいました。しかしその夢が平成までつづ...
千田 稔
新潮社 (2005年10月)
むかし横溝正史の本を読んでいるとよく退廃の華族が出てきてこんなんいるんかいなとおもっていましたが、この本のように華族関係の事件を羅列されると、そうだったんだあと納得させられます。ま、人は血筋じゃ分からないってことで。こういう辞書的な本は必要ですね。
(2003年08月00日)
昭和7年から20年まで刊行された月刊誌「日の出」に掲載された当時の実録事件物から昭和9年から11年までの猟奇的殺人事件が紹介されてます。天井裏に潜み住む愛鬼、女装の殺人者、届けられた片腕、川を流れる首なし死体(顔だけマネキン)。いずれも江戸川乱歩ばり...
宮武 外骨
河出書房新社 (1995年07月)
宮武外骨、好きです。滑稽新聞復刻版を買おうかと思ったくらい(高いんです!)。 でもこれは・・・。ちくま文庫の「学術小説 外骨という人がいた!」を読んで好きになったのですが、これは似た気なものばかり収録されていて、外骨を知らない方は、ちくま文庫の方...
松本 清張
文藝春秋 (2005年03月)
1965年というから結構昔に書かれた本ですが、戦前への見方・印象に未だに強い影響を誇っているようにおもいます。それだけ名著ということになるんだろうな。戦前について知ろうとするときに最も手に入りやすい本で、かつ基本として読んでおく本とおもいます。この本...
筑摩書房 (2002年06月)
戦時中についての本を読むと、当時のヒステリックで思い込みが激しくて感情的な傾向に、知らないうちに染まってしまっていたりするのですが、そんなときにこの本を読んでそのクールさに、冷静な見方を取り戻せました。反戦の人たらんとするときに必要なのは希望を排...
吉田 健一
中央公論新社 (1976年01月)
これまた再読。近代日本について本を漁ってますが、すでに戦前日本像について脳内に固定観念ができており、その像の元がここに描かれている戦前風景でした。ここには国家装置の暴力的圧迫も農村の貧困も軍人の横暴もありません。でも戦後ではなくあきらかに失われた...
マイクル・ムアコック 安田 均
早川書房 (1984年11月)
エルリックサーガ第一巻。本棚から探してきました。再読。ハヤカワ文庫からの刊行は1984年。もう22年前。そりゃ品をかえて出版されますね。「ひ弱な知識人」で「魔剣ストームブリンガーを握ったときのみ異様な力を見せ」、「英雄行為」を「モラルの面からとらえる精...
マイクル・ムアコック 井辻 朱美
早川書房 (2006年05月)
文庫新刊コーナーにあったのでびっくり。再編成(編集?)本のようで昔より分厚くなってました。アンチヒーロー物として発想された小説。皇子だけどひ弱く、魔剣をもつときだけ元気。コルム・ホークムーン・エレコーゼとあわせてエターナルチャンピオンシリーズを構...
ロバート・ネイサン 矢野 徹
早川書房 (1974年)
主人公はお人よしゆえ稼ぎの少ない男で妻をおいて家出中。それに元冴えないウエイトレス。不安定な若き歯医者さん(それと進水できないがゆえに道路をいく帆船)。社会的敗者のそんな人たちがそれぞれ幸せになるロードムービー。小説だからロードノベルか。ささやか...
E.ケストナー 小松 太郎
東京創元社 (1975年03月)
ケストナー大好きです。なぜ全集がないのだろう。これは好きな外国小説ベスト1かも。ユーモアがあって洒落ててロマンスがあって幸福があって。
宮本 常一
岩波書店 (1984年07月16日)
表題作を読むと、生まれ育ち生き死ぬことが貴重なことでかつ当たり前なことで親しみのもてることでとそういう実感が湧いてきます。
辻 まこと
みすず書房 (2000年06月)
もっと読まれてもいいと願わなくともきっと永遠に読まれつづけるだろうなとおもっています。 遺作「すぎゆくアダモ」がベスト。読んでいるとこっちの言葉や心がアダモとともに空へ消えていきます。
石川 淳 立石 伯
講談社 (1989年05月05日)
所収の「八幡縁起」がベスト。太古からの日本人精神史でもあります。石川淳の文は読むと力が湧く貴重な文です。こんな文章を書く人、また現れないかなと願ってます。
吉田 健一 高橋 英夫
講談社 (1998年10月09日)
何回読んでも頭に入らないけれど、ここに書いてあることを暗記し身につければ幸福に生きられそうな気がするので10年前からおりにふれ読み返してます。哲学書をあれこれ読むくらいならこれ一冊を再三再読されることをすすめます。
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