二巻では宇宙勢の物語が描かれている、というのが適切な表現だろうか。
物語そのものも、そこで唐突に披露される設定もゴチャゴチャで、これはもうどう評価していいものやら……。作者の中では、それでも物語は整合性を持っているのかもしれないが、さらに致命的なのはそのプロットを肉付けする描き方そのものもまた不味いところだ。
せめてキャラに好感が持てればよいのだが、主役三人のキャラは相変わらずのどうしようもない面々である。新キャラも、キャラ設定がゴチャゴチャしていて、目がくらみそうである。
ひさびさに、読んでいてめまいがした一冊だった。ここは素直に、星二つと評価しておきたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ドナドナ
- 感想投稿日 : 2015年3月11日
- 読了日 : 2015年3月11日
- 本棚登録日 : 2015年3月11日
みんなの感想をみる