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格差と希望―誰が損をしているか?についてのBluewhaleさんのレビュー


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レビュー by Bluewhaleさん

社会   読み終わった  読了日 : 2009年01月25日  4  登録日: 2009年01月25日

様々な学者の論評を交えながら、過去から現在に至る格差問題について客観的に論じた好著。

格差は60・70年代が存在していたが、その時は若者の所得格差が少なかったとしている。

現在は、若者と高齢者の所得格差が増えている。

要因としては、今まで右肩上がりの成長を続けてきた世代(既得権益者)の圧力により、若者の
雇用及び賃金が抑えられていることが大きいとしている。

規制緩和を問題視する声も、格差が広がることを懸念しているわけではなく、自由な競争により
自分達の仕事が失われる・賃金が下がることを恐れる、既得権益者の言い訳。
政府の政策も、人口の多い高齢者を尊重する方向に傾きやすい。

自由化・グローバル化は雇用の流動性を増すためには必要な事。問題は、その競争の中で生きて
いくための教育、生産性の低い人達を救済するためのセーフティネットだと説く。

これからの社会、その中での自分の生き方を考えていくためにも、何度も読み直したい一冊。 レビュー登録日 : 2009年01月25日


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