壺のなかのサイケデリア»
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レビュー by clioさん
全身整形で人工的に作り上げた美が次第に崩壊してゆく女優りりこ。全然大げさな物語でなく、他人事でもない。現実に欲望のコラージュは蔓延してるもの。これを読むと浜崎あゆみのことを思い出す。彼女が「お直し」しているか云々ではなくて、睫毛の先まで徹底的に修正・加工された広告などの彼女の写真は、寒気がするほど非の打ち所の無い「美」への欲望が見て取れるから。それは彼女のような芸能人自身だけでなく、彼女らをアイコンにする女性たちすべての欲望。つまりみんな共犯ってことだ。もちろん、男性も。連載は結構前のものだけれど、時代が変われど女の欲望は変わらないのだ。それを鋭敏にとらえ続けている岡崎京子はやっぱりすごい。女は獰猛な生き物だ 登録日 : 2007年03月03日 15:35:50


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