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レビュー by 12時さん
異文化との接点。
ロシア語翻訳の第一人者として名高い著者のエッセイ。
世の中を風刺し、その中から何かしらの普遍や本質をかぎ分けようとしている。
シモネタから激しい意見まで、著者のカラーが強いため好き嫌いが分かれるかも。
翻訳を生業としているためか、言語や文化についての言明は面白い。
例えば、概念は液体のようで、それをロシア語という器から日本語という器へと移し変える。という件は納得できる。話す言葉によって性格が変わってくる、というのもその一例だろうか。
そして、異端との出会いが自分自身を自覚し、豊かにしてくれるという件も面白い。
自分らしさは他人との違いから生まれるように思う。それならば、自分を知るために他人を知る、というのは自明のように思える。
レビュー登録日 : 2011年09月24日
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