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ジャンルはばらばらだけど、 どれも心に響いた、大切な本たちです。
レビュー by coconutspringさん
伊坂の割と新しい小説。これ借りたくて図書館でリクエストして一年以上待った。伊坂には珍しい密室劇。ある盛岡行きの新幹線の中で、様々な事件が繰り広げられて行く。
息子に危害を加えた冷徹な中学生への復讐のチャンスを伺う木村、そしてその冷徹な中学生・王子、トランクを無事運ぶことを命じられた二人組の殺し屋・蜜柑&檸檬や、不運な何でも屋・七尾。語り手も章ごとに切り替わり、時系列で物語は進んで行く。
事前情報を得ずに読んだのだが、すぐに「グラスホッパー」の登場人物を発見。「グラスホッパー」は彼の作品の中であまり好きな方じゃないんだけど、今回の作品は、殺人が多いものの、それぞれのキャラクターの個性がまず面白い。特に蜜柑と檸檬の滑稽なやりとりなんて最高。私は大雑把だけど何か憎めない檸檬が好きかも。彼の作品はこういうキャラクター、必ず出てくるよね。死んじゃったけど。。
そして毎度お馴染みの巧みな伏線もうまく活かされている。
また伊坂の本が一気に読みたくなった。
レビュー登録日 : 2012年02月16日
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