主人公の語り手は、熱田良平と、その娘・百合子。良平の妻であり百合子の継母である亡くなった乙美の残した手作りのレシピを元に、親子2人と、乙美の教え子、井本やハルミと四十九日の宴を開くべく立ち上がる。
百合子は旦那の浮気が原因で実家に舞い戻るのだが、その旦那の浮気相手がいきなりぶっとんでる笑 しかし全体的にほっこり心温まるストーリー。乙美の作った手作りレシピを、親族や教え子たちが完成させていくっていう設定も素敵だな。
最後のちょっとしたドッキリは急展開過ぎた感はあるけど、作者の伊吹さんの作品はもっと読んでみたいと思った。不器用だけど温かいキャラクターたちが愛しくなる。良いお話だったな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月1日
- 読了日 : 2017年4月1日
- 本棚登録日 : 2017年4月1日
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