幼馴染の柊平に、故意ではなかったが怪我をさせて、片方の目を失明させてしまった贖罪とは別の所で彼にずっと恋心を抱いているトモの恋が叶う物語。「負い目」を背負わせずに傍に居続ける、と言う部分を凄く上手く描いてある。負い目を感じさせたくない・感じなければならない、と言う葛藤よりも、トモが自分の感情を気付かれてしまうと関係性が終わってしまう、と考えている方へ焦点を当てている。この、微妙だけど大きな設定の差を、ホントに上手く描かれているなぁ、と思う。
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手放した
- 感想投稿日 : 2012年12月14日
- 読了日 : 2012年12月14日
- 本棚登録日 : 2012年12月10日
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