料理人の本というジャンルに入れたが、料理人が書いた本ではない。
奥田シェフの半生と現在の奥田シェフとともに庄内活性のためにがんばっている人々の生き様が描かれてる。
これは地方の活性化の本といえばそうだが、そのスコープは地方から全日本、いや全世界に通じる姿勢を学びとることができる。
著者の顔がまったくみえず、取材対象を客観視できていないので、本に深みが欠けてしまっているが、取材対象の人々は魅力的なひとが多いのでその欠点が隠れている。
家庭で奥田シェフの一皿を再現したくなった。
しかし、日本人が頑張ると笑いながらというより必死になるのはなぜなんだろう。イタリア人の頑張りと質が違う気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
料理人の本
- 感想投稿日 : 2011年9月22日
- 読了日 : 2011年9月22日
- 本棚登録日 : 2011年9月22日
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