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あまり期待せずに買ったところ案の定面白くは無い。しかし『耽読者の家』『店じまい』には筒井康隆独特の旨味のある文章が存分に発揮されているし、最後の『逃げ道』にはリリカルな哀しみが詰められていて十分に素晴らしい。しかし解説はもう少し何とかならなかったのか。
2012年04月27日
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筒井康隆
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読み終わった
(2012年04月27日)
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なかなか整った小説、という印象。文章もところどころ魅力的に映った。ただ、最後はちょっと小奇麗に終わりすぎているような気がする。ちょっと物足りなさが残った。個人的にはカップリングの『第三紀層の魚』の方が作風に合っていて面白かった。
2012年04月19日
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田中慎弥
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読み終わった
(2012年04月14日)
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読んだか読んでないか曖昧だったがどうも読んだことがなかったらしい。内容は半分が『文学部唯野教授』のためのファンブックといったもの。そういやあれ、百万部売れたんだよな。『ポスト構造主義による「一杯のかけそば」分析』が面白い。短編全文、徹底的に揚げ足を取る素晴らしさ。ここまでやるってことは、よほどブームになったんだなこれ。実に笑える。
2012年03月28日
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筒井康隆
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読み終わった
(2012年03月28日)
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こんなにも素晴らしい小説は滅多に読めるものじゃない。作品の殆どは題でオチ、つまり誰が死ぬかが予測できる。しかしそんなものは関係なく、七篇全てが筆舌に尽くせぬ美しさ、面白さに飾られている。とかく圧巻。読む時間の一片も無駄でなかった最高の読書体験。
2012年03月09日
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平山夢明
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読み終わった
(2012年03月09日)
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後期星新一なのでつまりそういうこと。オチでの驚きなどはないが、何か寓話というか、奇妙な味わいのある小品が並ぶ。神話というか、民俗的というか。全五章のうち、『夢20夜』が最も好みだった。後書きにある小説の書き方に関するちょっとしたコツも魅力的。
2012年03月06日
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星新一
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読み終わった
(2012年03月06日)
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もうさっぱりわけがわからんのだけど、小説言語と言うより詩言語であると考えれば幾分読み易くなった。名も無き夜のために、の着地点の喪失はさもありなん、と思う。ここから始まった安部文学が最終的に到達した場所を考えると、非常に興味深いものがある。
2011年12月23日
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安部公房
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読み終わった
(2011年12月23日)
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言ってることは分かるがどうにも好きになれない。入門書というより著者の作家としてのなり立ち方といった方が正しいような気がする。万人向けとしては選択肢を狭めすぎているのではないかと。最後のワープロの下りなんかどこまで本気なのやら。
2011年11月28日
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保坂和志
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読み終わった
(2011年11月28日)
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エッセイと小説が無闇に入り交じったこれこそ、総体としてまさにヴォネガット小説の最高峰と言える。キルゴア・トラウトへの惜しみない接近の果てに自分の家族へと戻ってくる辺り、やはり著者にとってのトラウトは自分自身だったのだなと感じさせられる。エノラ・ゲイがペンとビールを投下している表紙も好み。しかし遂に読んでしまったな最後の長編。
2011年11月25日
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カート・ヴォネガット
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読み終わった
(2011年11月25日)
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柴田訳って今まで中二病的に嫌ってたけど、これを機会に読んでみようと思った。書き方、訳し方は大体意味がわかるし納得できるが読み方に関してはやはりどうも浮ついた感じを受けてしまう。これは別にの本に限った話でもないのだけれど。
2011年11月07日
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共著
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読み終わった
(2011年11月07日)
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素晴らしい短編集。下層の生活を叩きつける感情の彷徨は時間の束縛さえ受けていない。それが読み手にある種神話的浮遊感を味わわせてくれる。ところどころ不気味なほど場違いな文章も、ただならぬ効果を発揮している。一言一句読み落とすには勿体ない小説。
2011年11月04日
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外国人作家
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読み終わった
(2011年11月04日)
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表題作はどちらも面白い。前者は心の絡み合いが癖になり異次元体験へと引き寄せてくれる。後者は分かりやすい筋書きだがそれ故の面白さが際立つ。瑞々しいヤンデレと言うべきか。あとは『微笑』が面白かった。外国物には興味が持てず。退屈なのもそれなりに。
2011年10月20日
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横光利一
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読み終わった
(2011年10月20日)
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内容は思った通り藤澤清造に関するあれやこれや。そろそろ新潮文庫で出た『根津権現裏』、読まないとなと思う。随筆として特に面白いものは無し。ただ一編だけ妙なものがある。何を思ってこれを書いたのかも分からない、このわざとらしさは何なのか。大笑い。
2011年09月27日
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西村賢太
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読み終わった
(2011年09月27日)
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ひたすら身につまされる話。序盤は酷くつまらないのだが後半はこの時間まで起きて読み切ってしまうほど。何か自分を抉るものがあり、これでデビューした京大院生を思うにつけ俺が何をやってるのかと省みさせられ退屈の極みにいる人間にとっては妙に攻撃的でありました。
2011年09月27日
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森見登美彦
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読み終わった
(2011年09月27日)
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表題作は今までに読んだ中で最もゲスい話。明確に金が絡むと、流石底辺労働者とも言うべきか、露骨にキレが鋭くなる。『焼却炉行き赤ん坊』もなかなか。まあ著者(男)視点だからかもしれないが、女の行為にも生きすぎているところが感じられ、少しだけ共感。でも屑。
2011年09月12日
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西村賢太
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読み終わった
(2011年09月12日)
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秋恵ものの集積。いよいよネタが無くなってきたというか、いよいよ別離ぐらいしかインパクトのあるネタが無くなってきた気がする。しかしインパクトは薄れても文章の面白さ、クズっぷりなどは相変わらず。二作目の嗅覚鋭い辺りは、ホームズみたいなことやってて面白かった。
2011年09月04日
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西村賢太
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読み終わった
(2011年09月04日)
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