上巻同様、難しい表現と人の名前が多くて読むのが大変だったけど、面白かった。
真知子が撃たれるくだりは特によかった
何でもない、ちょっと幸せな気持ちになってきた矢先の悲劇は印象が強く、拳銃で報復し、養父母を殺して逃げるあたりにタガが外れたようなところや、健忘症で精神異常者とは思えない行動が、彼の本当の悲しみや怒りや混乱が見えて面白かった。
最後の遺書で真相を明らかにしたところは、ちょっと残念な気持ちになった
すこっぷで殴り殺された人は結局なんだったんだ。。
あの人もMARKSの犯行かと思ってた
あと、水沢の犯行動機は浅野の家でみつけた遺書がきっかけのようだけど、実際に目撃したか巻き込まれたことを想像していたのでちょっぴり残念
あまり1から10まで詳しく説明されるのも好きじゃないけど、ふわっとさせて読者に想像させるタイプの書き方は、結局どうなのか気になってモヤモヤしてしまう
昔は想像するのが楽しかったのに、歳をとったなぁ
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年10月9日
- 読了日 : 2016年10月8日
- 本棚登録日 : 2016年10月8日
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