決して悪くはなかったんだけど、見終わった後少し物足りなさが残った。
最も印象に残ったのは、良多と琉晴の「なんで?」「なんでも」のやりとり。
最初、斎木家に行く慶多は何となくなんとかなりそうだけど
野々宮家に行く琉晴は大丈夫かしらんと心配になったのが
あのやり取りを見て、良多がこれまで誤魔化してやってきた部分に
向き合わざるを得ない状況、関係を
琉晴が良多にもたらすことになるのかなと
そう思ったら、この父子は激しくぶつかることになるかもしれないけれど
だったら大丈夫かもと思った。
ゆかりとみどりの河原のシーンも印象的だった。
真木よう子の母親が思った以上に母の、女性の慈しみが深く表現されていて良かった。
物足りなさを感じたのは、やっぱり福山雅治の父親だったんだろうなあ。
この映画自体とは関係ないけれど、先に「凶悪」を見てしまったので
瀧さんが登場したところでギャーとなった。こわいわ。
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- 感想投稿日 : 2014年7月3日
- 読了日 : 2014年7月2日
- 本棚登録日 : 2014年7月2日
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