すごい人がいたもんだ。100m走のスピードでマラソンを走るように数学をした人。しかもウサイン・ボルト並みのスピードで。僕らに無いものばかりをたくさん持っている。僕らが持っているようなものはほとんど持っていない。良い意味で。あまりにも桁違いな人だから、憧れとか羨望とかそういう感じではないんだが、ほんの少しでもこの人と接する機会があったなら人生に大きな影響を受けてしまうに違いない。ただ、自分にこの人を受け入れるだけの度量があればの話だけど。
ドイツにハイデマリーという、お金を持たない生き方をしている女性がいるという話をTVで見た。エルディシュとちょっと通じるところがあるなと思った。人生においてお金に全く重きを置かない人(稼ぐ能力もあり、お金があればできる事も理解していながら)はもっと大事なものが見えているのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2012年4月26日
- 読了日 : 2012年4月26日
- 本棚登録日 : 2012年2月29日
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