NHKラジオのスタッフをしていた著者によるルポタージュ。
原爆関連の番組を扱っていた時に届いた、一通の手紙から始まる。
投下直後に流れたという、聞こえるはずのない「広島からの声」
単なる個人の聞き間違いかと思いきや、その当時広島にいたあらゆる人々が
その声を聞いているという。
その声の主とは、なぜ聞こえないはずの「声」が届いたのか…。
1940年代の放送、投下前後の大本営等軍や周辺自治体側の対応を知る切り口に。
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カテゴリ:
山陰山陽
- 感想投稿日 : 2012年9月30日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年7月29日
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