久しぶりの大沢節炸裂。最近大沢在昌を読まなくなったが、やっぱりこういったハードなアクションものを描かせると上手いなと思った。
元傭兵だったタクシー運転手の久我が乗せた客が携帯を忘れたことによって様々なトラブルが発生する。ヤクザだったり殺し屋だったりが出てきて、久我が一人で対決するというありえないような話なのだが、そういうのを抜きにして楽しめる。
最後には久我が生き残るにだろうなあと、頭ではわかっていたが、ヌールとの対決のシーンではハラハラドキドキしっぱなしだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アクション
- 感想投稿日 : 2017年3月20日
- 読了日 : 2017年3月20日
- 本棚登録日 : 2017年2月5日
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