町家再生の論理―創造的まちづくりへの方途

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  • 学芸出版社 (2009年2月25日発売)
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京町家の実状と取組みについて
多数のデータを基に書いている本。

京都以外の人にとって
京町家はあまりなじみのないかもしれないが、
地域のまちづくりの取組み事例と捉えたら、
参考になる部分は十二分にあると思う。


①町家とその住民、誰が町家を守ってきたか
1章 町家の実像
2章 町家の住民とその暮らし
3章 町家と住民の多様性
②なぜ京都は町家を残せないのか
4章 町家を守らない理由、住み続けにくい理由
5章 町家という建物が維持できない理由
6章 町家が残らないもう一つの理由
7章 町家が残らない都市計画制度の問題
③京町家再生の方途
8章 何が流れを変えたのか
9章 町家の美しさを発見した人々
10章 町家再生店舗を始めた事業者の実像
11章 新景観政策を後押しした市民
12章 町家の絆を再生した市民活動
終章 京町家から明日が見える

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【 社 会 】
感想投稿日 : 2011年12月11日
読了日 : 2011年12月11日
本棚登録日 : 2011年12月11日

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