レビュー by cremarco503さん
■グーグルって何の会社?
グーグルの売上:2兆円
日本のテレビ広告費(約1兆9000億円)を超え、日本の全インターネット広告費の
3倍弱。
■グーグルデスクトップ
PCの中のファイルをグーグルの検索技術を使って、検索が可能。
窓の中だけでおこなわれるサービス(IEを通してしかグーグルにアクセス
できなかった)が、窓から部屋の中にまで侵入してきた。
■グーグルの収入の源泉
アドワーズ広告(三行広告):ほとんどの収入源
アドセンス広告(ブログやサイト)
受動視聴から能動視聴への変化
AIDMA(アイドマ)からAISAS(アイサス)への変化
【AIDMA】
注意(Attention)
関心(Interest)
欲求(Desire)
記憶(Memory)
行動(Action)
【AISAS】
注意(Attention)
関心(Interest)
検索(Search)
行動(Action)
共有(Share)
■ロングテールビジネス
下位80%の商品は、売上の20%でしかないが、この売上は路面店などには
どうやっても確保ができない。→アマゾン
検索エンジンが、ロングテール商品を消費者に認知させる。
■新たなビジネスを創造したグーグル
ヤフー:ヤフーのバナー広告は従来のメディア広告と基本的には同質。
ヤフーを訪れる人全員に見てもらう広告のため、出稿料も安くない。
グーグル:検索連動型広告は、その商品に興味がある人にだけ、見てもらう広告。
検索キーワードごとに広告を出せる。
■グーグルを大数の法則で読む
グーグルの売上の90%近くの収入源は、アドワーズ広告。
広告をクリックすると、グーグルに数十セント(数十円)から1ドル程度の広告料が
入る仕組み。広告をクリックしてもらう回数をいかに増やすかが問題。
大数の法則:回数が多い時はほぼ確率論の理想通りの結果となる。
→単価の小さなものを大量に販売するビジネス
■グーグルの成長戦略1 トラフィックを買う
トラフィックをいかに集めるかが勝負。
米国では、グーグルヤフーを抜いてトップ。→AOLとの提携が大きな理由。
日本では、ヤフー以外に大規模なポータルサイトが存在しないため、グーグルは
トラフィックを得ることができない。
■グーグルの成長戦略2 海外に展開する
トラフィックを集めていくと、検索エンジンのシェアはほぼ100%となる。
→海外市場に進出
■グーグルの成長戦略3 インターネットを普及させる
現在の世界人口68億人、うちインターネットにアクセスできる人口は19億人程度。
全人口の3.5人のうち1人。
2.5倍の未開拓市場が残されている。
低所得者層、非都市圏の場合、インフラのコストを抑える必要がある。
→低価格の携帯電話、PCの提供→アンドロイド携帯、クロムOS
■グーグルの成長戦略4 モバイル利用を拡大させる
モバイル利用の拡大→検索回数の増加
■グーグルの成長戦略5 行動ターゲティング広告にシフトする
ウェブ履歴が広告効率を変える
世界の中で自分のことを理解しているのは、グーグル?
■貧困はなくならない、拡散していく
いままでは、国境という壁に守られていたため、先進国は貧困を駆逐することが
でき、途上国は豊かな生活からは隔離されていた。
グーグルがやろうとしていることは、この壁を崩そうとしている。
貧困は消えてなくならない。人類が生み出す富は基本的に一定。
日本の中で働いている日本人労働者は、本人が気がついていなくても世界の
労働者と競争することになる。
貧困から脱する人が増えるほど、その分先進国の富は目減りしていくことに
なる。
レビュー登録日 : 2011年05月07日
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