感動する場面は、さしてなかったように感じますが、チャグムの言動に涙を流さずにはいられませんでした。チャグムのエピソードひとつひとつに、バルサの影が見える。命をかけて守り、生きる知恵を与えた皇子が、芽吹いて葉を広げる。バルサに出会わなければ……言ってしまえば、皇帝に命を狙われなければ、この物語はなかったのでしょうね。
チャグムの成長が、今後も楽しみです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年11月4日
- 読了日 : 2014年11月4日
- 本棚登録日 : 2014年9月20日
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