「父」なくして国立たず

著者 :
  • 光文社 (1997年9月1日発売)
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感想 : 3
5

今の日本、政治、教育、家庭と、いろいろと問題視されている側面があるが、非常にシンプルな解答がここにある。

全てが解決するとは思わないが、何が原因で、何が足りてないのかを文章で気付かせてくれる。

本来、当たり前(私もそう教わってきた)とされてきた事が、自由、権利という名の言葉で彎曲されている現代には、必要な一冊。

日本人として生を受けたこと、地域社会に身をおくこと、日本人として生きる選択をする事、日本に住む(もしくは出ていく選択をする)こと、そして何より、この様な人生感を親として伝えることの必要性を気付かせてくれた事に感謝。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生論
感想投稿日 : 2011年2月7日
読了日 : 2011年2月7日
本棚登録日 : 2010年12月14日

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