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Cyberさんの本棚 > ハリー・ポッターと炎のゴブレット 携帯版


レビュー by Cyberさん

book   3

世界中で人気を博している、ハリー・ポッターを中心とした魔法使いの少年少女の冒険活劇 第4巻。


流石に1000ページ程にもなると、もはや『携帯版』とも呼べる大きさではなくなってきました。鞄の中に入れると、普通のハードカバーと同じように普通に重いです。
しかも(個人的にですが)、内容については全作品中最も好きにはなれません。
まず、『炎のゴブレット』の主人公はいつハーマイオニーだけにっ!? というところ。いや、ハーマイオニーは好きなんですけれど、あまりにも突っ走りすぎて。ハリー・ロン・ハーマイオニーの3人が連携プレイこそが、『ハリ・ポッター』ならではの面白さを存分に引き出すのに! そして、本来ならば三大魔法学校対校試合がメインとして進んでいくところなのに、主人公のハリーは前作に比べすっかり影を潜めてしまって。ロンなんか特に。
その次に、登場人物の誰もが、頑固と言うか固定観念に縛られていると言うか。人の話を全く聞かずにさっさと事を進めてしまおうとするところ。まぁ、『不死鳥の騎士団』以降の伏線に繋がるものもあるんでしょうけれど、読んでてイライラ。現実社会であれば決して通用しない展開に、「もっと人の話をよく聞けよ!」と突っ込んでしまうこともしばしば。

しかし、最後のヴォルデモート卿の復活からハリーとの決闘に至るまでのシーンはおぞましく、あまりの恐怖に駆られたハリーの気持ちは、痛いほど伝わってきました。
まだ15歳にも満たない少年が、今にも死ぬかもしれない局面で、よくぞここまで耐え抜いた… という感じです。なるほど、ここのシーンでハリーの勇敢さを一気に引き出すために、敢えてそれまでのシーンのハリーの影は潜んでいたんですね(本当か?)。 登録日 : 2007年09月19日 22:31:03


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